決して破れた葉っぱでもないのですが、
指と指の裂け目が大きいと、この終わりかけの紅も伴って、
「こいつ、破れかぶれに」と思わずにいられない。
…いや、今の私の状態を思わずにいられない。
だいたい、来週にはテストがあるというのに、
ワタクシめは未だほとんど何も理解をしていないという非常事態。
苗つけに夢中になっている場合ではないのです。
でも、夢中になってしまう理由は、
昨日ふらりと来た近所の農家の人に、
「あんたは植えるのがうまいねぇ。キレイに植えるもんやねぇ。
農業できる女性っていうのはいいねぇ」と大絶賛していただいたからでした。
ついこないだまで土に触ることすらためらわれた完全なるシティ派。
仕事といえば、ほとんどが街を闊歩して遊ぶことだったし、
実家の庭を眺めはすれども草引きすらしたこともなく、
母の実家は農家(@白木町)だというのに、
遊びに行って畑にも顔は出すものの、作業する手を羨ましそうに眺めるのみ。
つまり、収穫すら恐れ多くてできない輩だったのでした。
だから、そうやって褒めてもらうのがうれしくて。
酒場で誇らしげにその話をしていると、
「あれ、農学部、でしたっけ?」とからかわれてしまいました。
-----
--Wax Motif & Neoteric "Go Deep"
深みにはまりつつあります。