2014年6月26日木曜日

20140626:初夏の満開。


「花になる」は、植物にとっては、
ただ花粉の媒介者を呼ぶための戦略のひとつでしかない。
こないだも、BSチャンネルD-LIFEの映画でそんな話をしていた。
よくわかっているんだ、そんなこと。
人間だってある種の媒介者なんだから
「キレイ」やら「カワイイ」って思うということは、
その戦略にハマってるってことなんだろう。

これ、たぶんキク科だろうと思ってしつこく調べてみると、
似た写真のもので「ホソバムラサキバレンギク」というのが。
たぶんこれでしょう。

ガクがフレアーの層みたいに、こんなに。

名前のわからない花は他にも。
これなんて、どうでしょう。

これはツル性。
新芽が赤いのが、花に見えるのですね。
渋い朱色と、産毛に包まれた感じがカワイイ。

次に紹介するのは、知ってますよ。

ゴボウ。
アザミのような、実のような、そんな花が開きました。


これはクチナシ。
アリが営みの最中でした。

詳しいことは調べて、近々、またアップします。


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ホソバムラサキバレンギク(学名:Echinacea pallida Britton)
キク科ムラサキバレンギク属
北米原産の多年草で、耐乾性、耐寒性、耐暑性などがあり、極めて育てやすい植物。
初夏から晩秋まで赤紫色の花を咲かせる。
根(生薬:エキナセア根)の成分が免疫系を亢進することが分かり、
体の防御機能が低下した際にかかり易い風邪や感染症、
皮膚病治療や予防、傷の回復力を高めるなど、
「免疫力向上に有効なハーブ」として世界中で愛飲されるサプリメントにも。
(参考:武田薬品工業

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ゴボウ(学名:Arctium lappa L.)
キク科ゴボウ属の多年草
ゴボウを水にさらすと出てくる茶色はクロロゲン酸。
クロロゲン酸はポリフェノールで、抗酸化作用がある。
その他、食物繊維、特に水溶性食物繊維が豊富。
イヌリンが水溶性食物繊維の主体を成している。
日本には薬草として中国から伝来し、
生薬、漢方薬に用いられ、利尿、発汗、血液浄化、皮膚疾患の薬の材料としても使われる。
薬草としては発汗利尿作用のある根(牛蒡根:ゴボウコン)のほか、
浮腫、咽頭痛、解毒に用いる種子(悪実:アクジツ、牛蒡子:ゴボウシ)を用いる。
(参考:Wikipedia

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クチナシ(学名:Gardenia jasminoides Ellis)
アカネ科クチナシ属の常緑低木
果実は漢方薬の原料(三梔子)。煎じて黄疸などに使われる。
黄連解毒湯などの漢方方剤に使われる。
果実にはカロチノイドの一種、クロシンが含まれ、乾燥させた果実は
古くから黄色の着色料として用いられた。発酵させることによって青色の着色料にもなる。
これは繊維を染める他、食品にも用いられ、サツマイモや栗、和菓子、たくあんなどを
黄色に染めるのに用いられる。
(参考:Wikipedia

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