2014年9月3日水曜日

20140903:キュウリの模様。

「○」がいくつも重なった幾何学模様。
3日ほど前に「小さなキュウリできかけてんな」と確認していたものが、
随分大きくなって、しかも模様がついてました。
これ、かなりシュール。
こんなふうに模様が入ってしまうと全然おいしそうではありません。
でも、見ようによってはとてもアーティスティックにも思えてしまいます。

どこから突っついても、真面目。
どこを切っても隙がない。
なのに、じーっと見つめるほどに、
描かれた事物がぽっかりと空洞となって視線を吸い込んでいく。
困ってしまう。果てに笑ってしまうこともある。
「変だ、奇妙だ」と隣で、O JUN*も同じコトをつぶやいている。
困った…でも、平面の楽しみは、こんなトコにあるのかも。
--『Meets Regional』(2002年3月号「monthly top-picks」文:山下里加)
  「“こまっちゃう”が魅力的に変換されるO JUNの平らな世界。」
  (西村注)*O JUN…ここで紹介されている画家のこと。自分の作品について、作品を自分で眺めても「あれはなんだ?」と思える作品を目指している。

この夏は、キュウリに困ることがありませんでした。
薬草園に行けば、先生が、
「草引きの手伝い賃。笑」と言って、毎日キュウリをくれるからです。
一度、甥を連れていったときにも、
キュウリとソウメンウリをいただきました。
旬のころなら、小さなキュウリがあるなー、と見た翌日には
もう立派なものに育っています。
でもこの写真のキュウリは、もっとずっと時間をかけて大きくなりました。


これはなんだったか…。
ゴボウの一種だったなぁという気がするのですが、
(花も似てるし。でも、葉っぱはかなり違う)
調べてみてもちょっとわかりませんでした。
また先生をつかまえて聞かなければいけません。

これは、葉っぱの色が夏中ずっとこの色だということが
いつも気になっていたものでしたが、
今日まで花に気付きませんでした。
このトゲトゲの、何やら赤いくちばしみたいなのが花でしょう。
なんというか、とても前衛的ですね。

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キュウリ(学名:Cucumis sativus L.)
ウリ科キュウリ属
今では意外なことだが、江戸時代には主に完熟させた黄色いキュウリを食べていた。
完熟した後のキュウリは苦味が強く、このころ、
徳川光圀「毒多くして能無し。植えるべからず。食べるべからず」
貝原益軒「これ瓜類の下品なり。味良からず、かつ小毒あり」とすら書かれている。
幕末に、現在の江東区で品種改良が行われ、現在のキュウリが栽培されるようになった。
キュウリは全体の90%以上が水分。
ビタミンC、カロチン、カリウムなどの栄養素が含まれるが、含有率は非常に低い。
(参考:Wikipedia
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