2014年9月21日日曜日

20140921:A/W NEW ARRIVAL


さて、新しい季節に向けて、遅ればせながら新しいポスターをつくります。
予定では10月半ばごろ、学校に掲示するイメージ。
ホントは、植物の話を集めたフリーペーパーを置きたかったけど、
もうちょっと時期を読んでみます。
さて、この新しい季節にぴったりな植物はなんでしょうか、と
先生に聞いてみると、「ありのひふき=キキョウ」と。
キキョウは、夏のピークの少し前からボツボツと開いていたのですが、
今も、日々新しい花を見せつけていました。

前回は白色だったけど、今日はムラサキの。
紙風船みたくプクリとふくれたツボミは、今日は見当たりませんでした。


これは、マオウ。
重要生薬でもある麻黄ですが、
ほとんど姿を変えないので、写真を撮るにはちょっとドラマが足りません。

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キキョウ(Platycodon grandiflorus)
キキョウ科キキョウ属
つぼみの状態から、“balloon flower”という英名を持つ。
花は武士に好まれたようで、家紋に取り入れられたり、
江戸城には「ききょうの間」や「桔梗門」の名前が残っている。
万葉集に出てくる「あさがお」は、桔梗のことだとも言われている。
生薬としてはサポニンを多く含む根を使い、生薬名は「桔梗根」。
根が太く、内部が充実し、えぐ味の強いものが良品とされる。
去痰、鎮咳、鎮痛、鎮静、解熱作用があるとされ、消炎排膿薬、鎮咳去痰薬などに使われる。
漢方方剤としては、桔梗湯や十味敗毒湯、防風通聖散など。
(参考:Wikipedia季節の花300
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マオウ(学名:Ephedra sinica Stapf
マオウ科マオウ属
葉は退化 して鱗片状になっている。高さは数十cm、茎は節で分岐する。
雌雄異株で、花は胞子葉が松かさ状に重なって節につく。
薬用部分は地下茎で、古くから生薬の麻黄として用いられている。
日本薬局方においては、シナマオウ(E. sinica Stapf:草麻黄)、
チュウマオウ(E. intermedia Schrenk et C. A. Meyer:中麻黄)、
モクゾクマオウ(E. equisetina Bunge:木賊麻黄)を麻黄の基源植物とし、
それらの地上茎を用いると定義している。
アルカロイドの一種などを含み、交感神経興奮作用がある。
また、気管支筋弛緩、発汗、血圧上昇作用があり、
咳止め、発汗、痰を除く薬として肺炎などに使用される。
(参考:Wikipedia/『原色薬草図鑑』北隆館P225
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