先生に、秋ならどの植物か聞いてみると、
「10月やったら、リンドウかオケラ」とのこと。
そこで、ホソバオケラ。
すでに白い花を開いているものもありますが、
こちらのほうがカタチもキレイ。
さて、この写真を撮ったのは27日だし、
このブログの日付も27日にしてはみましたが、
書いている今は、29日の朝でございます。
昨日は「書く仕事」というセミナー(…というべきか??)の
手伝いに行ってまいりました。
私はこれまで、書く仕事をしていたけど、
ま、読んでの通りで、テクニック云々というものは
全く持ち合わせていないのです。
中国新聞の記者さん、タウン誌の元編集長、
それにフリーライターの方を交えて、
聴衆者は10数名という超少人数でやりました。
(いつもこのくらいの小さいキャパ。かなり贅沢)
「書く」という仕事に私が思うおもしろさは、
ひとつは、同じものを表現したとしても、視点の違いが顕著に表れるということ。
もうひとつは、書いているうちに、書いている本人の中でより噛み砕かれて
「あーそうか」と腑に落ちることをたくさん繰り返しながら書かれた文章は、
ぐいぐいと力を持っているというか、だいたい成功である場合が多いこと。
(このあたりのプロセスは、同じ文章でも論文やレポートと違っている)
つまり、感じていることを言葉にして整理する、ということは、
それそのものがずばり、仕事でありながらアドベンチャーのような感覚。
(だから、それでお金を稼ぐ、ということが苦しくもある)
3人の話もだいたい同じようなもんで、
くやしーなーと羨望の眼差しを向けながら、
いろんなことを思い出していたのでした。
「わかりにくいことを、おもしろく」
「おもしろくないことを、おもしろく」
線路を切り替える前に強く思ったことを、再度確認した一日でした。
昨日は人生初の売り込みもしてみたし。
仕事もらえるといいな。
ホソバオケラは、書くための口実と化してしまいました。
またすぐ咲くだろうから、そのときに、また。
ホソバオケラ(学名:Atractylodes lancea DC.)
キク科オケラ属
中国原産の多年草で、日本には八代将軍吉宗の時代に伝来。
日本産のオケラに比べて、葉が細いことからこの名になった。
薬用部位は根茎。生薬名は蒼朮(ソウジュツ)。
アトラクチロジン、アトラクチロジノール、ヒネゾール、
β-オイデスモール、エレモールなどが含まれ、漢方処方に用いられる。
蒼朮が配合される漢方処方には、神経質でのめまいや動悸のする場合、
息切れがして頭が痛いときに用いる苓桂朮甘湯(リョウケイジュツカントウ)のほか、
平胃散(ヘイイサン)、五苓散(ゴレイサン)、消風散(ショウフウサン)、
当帰芍薬散(トウキシャクヤクサン)など。
ちなみに、日本産のオケラは生薬名で白朮(ギャクジュツ)。
1708年にまとめられた『大和本草』によると、
「蒼朮は汗を発し、風寒湿を去り、気を下し、痰食水を消す」
「白朮は脾胃を強くして飲食を進め、虚を補ひ、汗や瀉を止める」とある。
(参考:イー薬草ドットコム)
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--Earth, Wind & Fire "September"
我ながらベタですな。ホンマのとこ、Decemberの歌やけどね。
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