2014年9月14日日曜日

20140914:茜色

今日は月に一度の薬草マイスター講座の日。
先生が市民講座として開いている講座で、
「マイスター」とは名ばかりの、でも、なかなかに楽しい会なのです。
先月は私用で参加できなかったので、午後に補習がてら、茜で染色をしたのでした。

アカネ。
どうやら根っこらしい。

アカネを煮出したもの。
65℃程度に保ちながら、ここにドボンと染めたいものをダイブさせるのです。
ダイブさせる前に、水で洗うこと。
洗わないと、布が水分をギューッと吸い込んでしまいます。
それに、汗やヨゴレがついていると、へんな風に染まる恐れも。
均一に染めたい場合は、牛乳や豆乳で洗って入れればいいんだとか。
模様をつけたいときは、ビニールや輪ゴムでくくったり手で固く絞ってみてもOK。
私はボーダーっぽくなるのを狙ってビニールでいくつもくくってみたのでした。


ダイブさせて10分程度まで、様子を見ながら好みの濃度になるまでつけておきます。
10分以上つけていてもそれ以上濃くなったりしません。
どうしても濃くしたい場合は、10分つけて、
ミョウバンを溶かした液で色を固定させて(4分程度)、
水で洗ってミョウバンを落として、また染め液につけるのです。
私はこの作業を3回ほど行いました。

こんな感じ。
ビニールで縛るときに、あまりに固く締めすぎて、
内側まで染料が入らなかったらしい。
でも、このムラの感じは悪くないかも。

他の、人生の先輩方は、さすがに慣れた手つきでした。
終わってから、アカネを写真に撮るのを忘れていたことに気付きました。

この夏休みの間も、ブログはあんまし更新していなかったものの、
写真だけはたくさん撮っております。
ボツラボツラと間を埋めていく所存でございます。
夏休みはあと2週間…のはずなのですが、
授業でつくった作品が学内で優勝してしまいまして、
そのプレゼンをしなければいけなくなってしまったり、
(喜ぶべきことなのでしょうが、フクザツな心境でございます)
あと、研修があったりして、もう明日で夏休み気分は終了。
あー、もっとダラダラしたい。

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アカネ(学名:Rubia argyi)
アカネ科アカネ属
名は「赤根」の意味。根を煮出した汁にはアリザリンが含まれている。
染料用途の他、秋に掘り起こした根を天日で乾燥させたものは
茜草根(せいそうこん)と呼ばれる生薬。
(参考:Wikipedia
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