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2014年10月23日木曜日

20141023:キイロいもの。

武田薬品の薬草園で説明してもらうまで、
クチナシは完全にノーマークでした。

クチナシの実は、中を割ってみると、こんなふうに真っ黄色。
外から見ているだけでは、こんな様子は想像できていません。
割ってみせてもらったときに頭をよぎったのは、なぜかキハダ。
キハダは木の皮をめくると黄色。
舐めてみると、苦味があるものです。
このクチナシの味にも苦味が。
染料にもなって、たとえば、栗金団のあの黄金色は、
たいがいがクチナシで色づけされたものだそう。
もっと熟すと、見た目にももっとオレンジになります。
名前の由来は実の口が開かないところから「口無し」に。

セイタカアワダチソウです。
今、薬草園では満開。
代萩とも呼ばれる通り、切り花用の観賞植物としても、
すだれなどの材料にも、萩の代用として用いられるそうです。
私は、こういった細かい花がプツプツ咲いているものに、
あんまりよく反応できないのですが、
薬草園で写真を撮っていると、
「私も撮って」みたいな目で見られているように感じたので撮ってみました。
この時期の黄色は、意外と絵になるもんです。

でも、調べてみると、「要注意外来生物」に指定されている他、
日本生態学会によって「日本の侵略的外来種ワースト100」にも
選ばれているんですね。
日本へは明治時代末期に園芸目的で持ち込まれ、
『牧野日本植物図鑑』によると、
「昭和の初めには既に帰化が知られている」との記述もあり、
それ以降、第二次大戦後のアメリカ軍の輸入物資についていた種子などによって
一気に広がって、全国で大繁殖してしまったため(Wikipediaより)だそうで。
自分の足で来たワケではないのに迷惑がられているって、
なんとなく物悲しい感じにも見えてきました。

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クチナシ(学名:Gardenia jasminoides Ellis f,grandiflora Makino)
アカネ科クチナシ属
薬用部位は果実。薬用に適するものは色素の多い完熟したもの。
それを11月頃の霜が下りた後で採取し、風通しのよいところで乾燥させる。
乾燥させたものを、生薬名で「山梔子(サンシシ)」または「梔子(シシ)」という。
有効成分はイリノイド配糖体、ゲニポサイド、カロチノイド色素、クロチンほか。
薬理実験では、胆汁分泌の促進、鎮静、血圧降下作用などが認められている。
その他、古くから消炎、利胆、止血薬として黄疸、肝炎、血便、
血尿、不安、不眠、吐血に用いられてきた。
(参考:イー薬草ドットコム
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セイタカアワダチソウ(学名:Solidago canadensis var. scabra L.)
キク科アキノキリンソウ属
セイタカアワダチソウには、アレロケミカルという天然化学物質を放出し、
他の植物の生長を抑えてしまう「アレロパシー(他感作用)」という効果がある。
薬用部位は花、根。成分にはフラボノイドなどが含まれている。
浄血を助け、細胞に活力をつける、とされ、
毒ガスを吸ったときや、アトピーのかゆみ、長年のぜんそく、
人工透析をしている腎臓病などの人や鮫肌などに効果があるとされる。
(参考:草木ネット話題の森

2014年10月21日火曜日

20141021:ヨロイグサ再来。

この夏に咲いていたヨロイグサがいよいよ終わってしまって
はかないなぁとガッカリしていたところ、
全く思いもよらない花壇に、新しいヨロイグサがいつの間にか出てきていました。
そういえば前に先生が
「ヨロイグサは他のところにも植えた」と言っていたのを思い出して、
これのことやったんやな、とちょっとうれしくなったのでした。
相変わらずのシニカルな姿で、
ヨロイのように守っているかと思えば、
角度を変えて見てみると、パカッとヨロイの蓋を開けて
小さな子どもを背負っているようにも見えるのです。
頭にはちょびっと葉が出ていて、
自然な姿ではあるのでしょうが、どうにも笑いを誘うために
計算を施されたようにも見えてしまうのでした。
ヨロイグサのこういうところが、私は大好きです。

見回すと、薬草園にもたくさんの花が咲いています。
もう何度も同じことで驚いているように感じますが、
花は春だけじゃないんですね。
これは何だろう。

ま、どうりで、このごろになってチョウがたくさん舞っているのです。
(本音を言うと、チョウが産む卵からアオムシがたくさん孵って、
私らの植えたダイコンやカブやミズナを食べてしまうのが腹立たしいのですが)

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ヨロイグサ(学名:Angelica dahurica Benth. et Hook.)
セル科シシウド属
薬用部位は根で、これを乾燥させたものが生薬名で「白芷(ビャクシ)」。
「白芷」の「芷」が、中国語でヨロイグサを意味する。
ビャクアンゲリコールなどのフロクマリン誘導体を含み、
解熱、鎮痛、解毒、排膿作用がある。
血管拡張と消炎の作用から、肌を潤しむくみを取るとして、
古来中国の宮廷の女性たちにより美容用ともされていた。
一般用漢方製剤294処方のうち、五積散、清上防風湯など15処方に配合されている。
(参考:武田薬品ホームページWikipedia

2014年10月9日木曜日

20141009:番外編。湧永製薬の薬草園2。


たくさん、たくさん撮ってきたので、続きです。
見学実習で湧永製薬に行っていた女の子に薬草園のことを聞くと、
「うーん、お花はなかった」とのことでした。
 でも、こんなにもたくさん咲いていましたよ、ということで。
(もしかしたら、中まで入らなかったんだろう)

これはシオン。
春顔負けの勢いで咲き乱れております。
虫たちも、カラダにしっかりと花粉をなすりつけているのです。


上は、クロバナヒキオコシ。下は、ヒキオコシです。
クロバナヒキオコシ、とはいいながら、
本当のクロバナヒキオコシと違って濃い桃色。

弘法大師が一人の行者が倒れているところに行き当たり、
すぐ近くにあった草をしぼって、その汁を口に含ませたところ、
その行者がたちどころに元気を取り戻して旅を続けられた、
という故事から「ヒキオコシ」という名に。
(苦すぎて目が覚めた、という説も)
別名の「延命草」も、同じ由来です。
小豆島のとある寺院では、数百年も前からヒキオコシを栽培し、
全草のエキスで作った薬を腹痛や胃痛、食あたりなどの治療に用いたとか。
以上、「イー・薬草・ドットコム」より。

よく見ると、淡い紫。
色が濃いものよりも、白いほうがパターン柄にはいいですね。

まだまだ若いノゲイトウも。
レモンバームの陰に咲いていました。

あとは、名前がわからないのですが、




こんなにも。
最後のは、薬用でなく、園芸のコーナーに。
黒い葉、というのは、アントシアンがすごくたくさん、
ということなのでしょうか。
だとしたら、目によさそう…?

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シオン(学名:Aster tataricus)
キク科シオン属
薬用部位は根と根茎。生薬名は「紫苑(シオン)」。
特異なにおいが特徴。なめると、甘い味からだんだんと苦みに。
有効成分はサポニン。気道粘膜の分泌促進により、痰が出やすくなる。
その他、利尿作用も。漢方方剤には、桔梗や百部、荊芥とともに、止嗽散として。
また、薬理実験にて、紫苑に含まれる成分に、
エーリッヒ腹水がんに対する抗ガン作用があることが認められている。
(参考:イー・薬草・ドットコム
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ヒキオコシ(学名:Rabdosia japonica)
シソ科ヤマハッカ属
薬用部位は全草。生薬名は「延命草(エンメイソウ)」。
苦み質として、プレクトランチン、カウレン系のジテルペン、エンメイン、
イソドトリシン、ラブドシイン,オリドニン、トリコドニン、ポニシジンなど。
これらは、抗菌作用、抗腫瘍作用が期待できる。
消化不良、食欲不振、腹痛などに。
(参考:イー・薬草・ドットコムやなぎ堂薬局ホームページ
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ノゲイトウ(学名:Celosia argentea L.)
ヒユ科ケイトウ属
薬用部位は種子。生薬名で「青葙子(セイショウシ)」。
秋に集めて日干ししたものを用いる。成分中に脂肪油などを含んでいる。
青葙子には、血圧を下げる作用があり、高血圧のほか、目の充血にも。
(参考:久光製薬ホームページ『原色薬草図鑑』北隆館

2014年10月8日水曜日

20141008:秋の風流。


私の畑には、どこから種が飛んできたのか、
まだ夏になる前からぐんぐんと育っていたハギが
(これだけはなんとなく抜かずに大事にしていた)
いよいよ美しい花をつけたのでした。
荒れ地に生えるパイオニア植物。
先端はしなやかにしだれて美しいけれども、
毎年新しい芽を出す、たくましい植物です。
これは秋の七草の一つ。お月見には欠かせないお供え物でもあります。

そうそう、今日は皆既月食でした。
街ナカで、校内で、スーパーの前で、至る所で
人が立ち止まり、ケータイを空に向けている様子は奇妙でもありますが、
私も同じようにケータイを空に向けて、
「雲で隠れて見えない」と送ってきた、
遠くにいる友だちに写真を送ろうと試みたりしたのでした。
これぞ、新型風流?
わけている 庭しもやがて 野辺なれば 萩の盛りを わがものに見る——西行法師

おけらも秋の七草のひとつ。
薬草園にあるのはホソバオケラ。
今、次から次へと花を開いています。
恋しけば 袖も振らむを 武蔵野の うけらが花の 色に出なゆめ——作者不詳
「山でうまいものはオケラにトトキ(ツリガネニンジン)、
里でうまいものはウリ、ナス、カボチャ」
と里謡に謡われていて、つまり、山菜として生活に溶け込んでいました。
(食べるのは、春の若芽。茹でて和え物にするらしい)
京都には「をけら祭り」という神事があって、
ここでをけらの根を焚き、その火を縄に移し、人々は家に持ち帰ります。
その火種を神棚や仏壇に、それに、正月のお雑煮を焚く火種にしたり、
これで一年の無病息災を祈願したとのこと。
生薬名で「朮」(ホソバオケラは蒼朮ですが)には
尿や汗、胆汁など体内の水分代謝異常を調節する作用があり、
この薬効が派生して、祈願に用いられるようになったようです。


ハギやオケラの姿を見て「秋やなぁ」と感じられる人は
今はどのくらいいるのでしょうか。
少なくとも私はこの秋にハギやオケラを「ソレ」だと思って初めて見たので、
これらを見て「秋やなぁ」と感じられるようになるには
まだ数年かかるのでしょう。
秋の象徴「秋の七草」。
教養として知っておくべきもののひとつでしょうが、
私のように「見てもソレとわからない」と実がないのは、
上っ面で、なんとなく味気ないですね。

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ヤマハギ(学名:Lespedeza bicolor)
マメ科ハギ属
薬用部分は根。煎じた液は、婦人のめまいやのぼせに効くとされる。
(参考:『原色薬草図鑑』北隆館)
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オケラ(学名:Atractylodes japonica)
キク科オケラ属
薬用部位は根茎で、「白朮(ビャクジュツ)」と称する生薬。
芳香性の精油を含み、健胃用などに用いられ、
四君子湯、健脾湯などの漢方方剤にも。
(参考:『原色薬草図鑑』北隆館)

2014年9月30日火曜日

20140930:ベラドンナ…じゃなかった。


薬草園に行くと、ついつい土に植わってあるものに目がいくのですが、
しっかり目をこらしてみると、鉢にあるものでも
おもしろそうなものがたくさんあります。
これは、ベラドンナ。
…というか、鉢にあったラベルでそう思ったのですが、
調べてみたら、どうやら違うみたい。

ベラドンナという名はラテン語で「美しい淑女」を意味します。
ナス科の、トゲのある花だとか。
でも、これは、ナス科とはちょっと違うような。
なんだろう、これ。
花のつきかたからすると、セリ科のような気がするけど、
残念ながら、葉っぱを撮ってなかったのでわからず。
ザンネンなり。

セリ科と言えば、ウイキョウの花もキレイに咲いてました。

ウイキョウの花をちぎって食べると、
独特の甘い香りがノドの奥に広がる感じでおもしろい。
サラダなんかに使ったらよさそう、という話で、
以前にも紹介したことがあります。

次、ミシマサイコ。
植わっている場所に「ミシマサイコ」とあるのでわかりますが、
もしなかったら、ウイキョウと間違えてしまいそう。

こんな感じで、セリ科の区別は難しい。
また明日、聞いてみるとします。
とにかく、こないだ早期体験学習で羨ましくも
薬草園で有名な企業に見学に行った女の子がいて、
「薬草園、どうやった?」と聞いてみたら、
「うーん、お花がなかった」と答えられてガクッときたのでした。
よーく見れば、この時期も花のある植物はたくさん。
でも、やっぱり興味がないと見ないよね。

今日は栄養学科の女の子といっしょに
畑にダイコンとカブの種をまきました。
明日は水菜やら白菜やらの葉物の種まきをする予定。
タノシミ、タノシミ。

↓一応、まとめておきます。
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ベラドンナ(学名:Atropa bella-donna)
ナス科オオカミナスビ属
ラテン語で「美しい淑女」の意味を持つのは、
ルネッサンス期にイタリアのベネチアなどで婦人たちが
目を大きく美しく見せるためにこの植物の葉の汁を点眼していたことに由来すると言われる。
ベラドンナの葉や根には、瞳孔を拡大する散瞳作用をもつアトロピンを含んでいる。
アトロピンは、地下鉄サリン事件のときに、
サリン解毒の特効薬として、硫酸アトロピンの注射剤が使用されたことでも知られる。
その一方、西洋では、魔女が使う毒草としても有名で、「魔女の草」とも呼ばれる。
摂取し中毒を起こすと、嘔吐や異常興奮を起こし、最悪の場合には死に至ることも。
(参考:Wikipedia日本新薬ホームページ
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ウイキョウ(学名:Foeniculum vulgare)
セリ科ウイキョウ属
またの名を「フェンネル」という。
地中海沿岸が原産とされ、古代エジプトや古代ローマでも栽培されていた記録がある。
主産地はインド、中国、エジプト。日本には平安時代に中国から渡来。
果実は生薬「茴香(ウイキョウ)」で、健胃整腸、鎮痛、去痰、駆風などに効果がある。
漢方方剤の安中散(アンチュウサン)や、太田胃散、口中清涼剤の仁丹などにつかわれている。
食用としては、西洋では魚料理やピクルスの風味付けに、
インドではカレー料理に、中国では五香粉の原料として。
また、パスティスやアクアヴィットなどの酒類、リキュール類の香り付けにも用いられる。
(参考:Wikipedia武田薬品ホームページ
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ミシマサイコ(学名:Bupleurum scorzonerifolium)
セリ科ミシマサイコ属
日当たりの良い山野に自生する多年草。
薬用植物で、根は生薬「柴胡(サイコ)」として、日本薬局方に収録されている。
サイコサポニン、フィトステロールなどの成分を含有。
解熱、鎮痛、解毒として抗炎症、肝臓などの漢方治療に。
解熱、鎮痛作用があり、大柴胡湯(ダイサイコトウ)、小柴胡湯(ショウサイコトウ)、
柴胡桂枝湯(サイコケイシトウ)など、多くの漢方方剤に配合される。
(参考:Wikipediaイー薬草ドットコム
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--Belladonna "Black Jazz"

2014年9月27日土曜日

20140927:変化。

アマチャの花期はどうやら7月頃だったようで、
そのころなら、ガクアジサイのような散形花序をつけるとか。
残念ながら、そのころの姿は全く目に入っていませんでした。
葉だけになったこのごろ、なぜか夕暮れに目に飛び込んできたのでした。

植物はいつも同じところに立っていますが、
いつも同じ姿ではありません。
わかりやすいのが花期、それに実の時期。
植物もそのときには、花粉や種を運んでもらうために、
できるだけその対象の動物にとって華やかに映るように、
見た目も、香りも、味も整えるのです。
それらが全て、化学反応の積み重ね…ということに驚きを禁じ得ません。
植物をじっと見ていて、そのことがジワジワとココロに沁み込んでくると、
とても壮大なドラマを観ているような気分になるのです。
今、アマチャは葉っぱだらけ。
手を広げて、エネルギーをいっぱい貯えています。


さて、こちらは私のギンブロウ。
目が離せないほどに、日々姿を変えています。
一方では花が咲き、一方では花が終わり、
終わったあとから実が伸びています。




テントの横では、先生が染料を乾燥させていました。
上はアカネ。下はムラサキです。
いずれも根っこ。
私たちの目にはほとんど関係のない部分に思えますが、
草引きをしていると、土の下でこそ、
激しく生存競争をしていることがよくわかります。

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アマチャ(学名:Hydrangea macrophylla var. thunbergii)
ユキノシタ科アジサイ属
植物学的には、ヤマアジサイと同一物。
干した葉を煮出して飲料とした甘茶は、黄褐色で甘みがある。
お釈迦様が生まれたとされる4月8日に、甘露の雨が降ったという言い伝えから、
毎年のその日、灌仏会(カンブツエ)という仏教の祭で、お釈迦様の像に注ぐ風習もある。
薬用としての有効成分は、フィロズルチン、イソフィロズルチン。
甘みがあり、その結晶は、ショ糖の400あるいは600〜800倍、サッカリンの2倍の甘さだが、
ヒトの体内では消化吸収されないため、
糖尿病患者や肥満症患者の砂糖代わりの甘味料としても使われる。
この他、さまざまな家庭薬に配合されていたり、
あるいは、口中清涼剤や歯みがきの甘味、醤油の味付けなどにも用いられている。
(参考:Wikipediaイー薬草ドットコム季節の花300
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ギンブロウ(学名:Phaseolus vulgaris)
マメ科
特に品種としての固有名はなく、一般にギンブロウと呼ばれ、
それぞれの家単位で個別に採種されている。
特定の地域で隔離栽培に近い状態で長年にわたって栽培採種されているため、
品質的には純粋な品種といってよいと考えられる。
(参考:「地方品種をめぐる2」西悦子著)※PDF
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アカネ(学名:Rubia argyi)
アカネ科アカネ属
つる性多年生植物。根は乾燥すると赤黄色から橙色となり、
赤い根であることからアカネと名づけられたと言われる。
花期は夏から秋にかけて。目立たない小さな花が咲く。
染料、薬用ともに、根を使う。生薬名は「茜草(センソウ)」。
利尿、止血、通経薬として、鼻血、吐血、血尿、血便、腎臓病、
黄疸、神経痛、リューマチ、月経不順に効き目がある。
また、消炎作用が強く、せきを止める作用もある。
果実を通経剤として、月経不順のときに煎じて使うと効き目があるともいわれている。
参考:Wikipediaイー薬草ドットコム
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ムラサキ(学名:Lithospermum erythrorhizon)
ムラサキ科ムラサキ属
多年草で、初夏から夏にかけて白い花を咲かせる。
根は暗紫色で、染料としても生薬としても使われる。
生薬名は「紫根(シコン)」。日本薬局方にも収録されている。
抗炎症作用、創傷治癒の促進作用、殺菌作用などがあり、
紫雲膏などの漢方方剤に外用薬として配合される。
最近では、日本でも抗炎症薬として、口内炎・舌炎の治療に使用される。
また、肝癌などを誘発するピロリジジンアルカロイドを含有するため、使用には注意が必要。
万葉集にも登場するほど歴史は古く、奈良時代から江戸時代末期まで栽培されてきたが、
明治以降、合成染料の登場により商業的価値を失い、
ムラサキ自体も絶滅危惧種にランクされるまでになってしまっている。
(参考:Wikipedia
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She walked towards you with her head down low
She wondered if there was a way out of the blue
Who's gonna take her home this time?
She knew that this time wouldn't be the last time
There she waits looking for a savior
Someone to save her from a dying self
Always taking ten steps back and one step forward
She's tired, but she don't stop
Every day she stood, hoping for a new life
She closed her eyes, and she heard a small voice say
You don't stop no, you belong to me
She cried, maybe it's too late
Don't, don't stop, don't, don't
--Laura Mvula "She"

2014年9月26日金曜日

20140926:芽吹き。




収穫の秋、実りの秋は当然ですが、野菜も植えている植物園では、
収穫後、また新たに植物が植えられます。
写真は上からキャベツ、ミズナ、九条ネギ。
これらは畑に直に植えるスペースがなかったので
小さく苗立てされているのです。
この他に、キュウリやダイコン、ニンジン、それにニラの幼い姿も。


ポスターのモチーフに使ったトウキも、

また新しいイノチが芽吹いています。

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キャベツ(学名:Brassica oleracea L. var. capitata)
アブラナ科アブラナ属
多年草だが、栽培上は一年生植物として扱われる。
和名には、中国名を由来とする甘藍と、結球する姿をもじった玉菜というのも。
結球は葉の成長ホルモンであるオーキシンが裏側に偏ることから。
中心に近い葉ほど内側を向いているのは、
外側が先に育ち、内側はその後、混んだところで出葉するため。
古代では野菜より薬草として用いられ、
古代ギリシャ、古代ローマでは胃腸の調子を整える健康食として食されていた。
野菜としての栽培が広まったのは9世紀ごろになってかた。
日本に伝わったのは幕末の1850年代。
これ以前にも、江戸時代前期にオランダから持ち込まれたとも言われる。
(参考:Wikipedia
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ミズナ(学名:Brassica rapa L. var. laciniifolia)
アブラナ科アブラナ属
植物学的にはアブラナやカブ、キャベツとも同種。同種同変種にミブナも。
越冬して栽培する一年生植物。1680年ごろには、京都西南部の東寺・九条付近で栽培されていた。
伝統的な品種としては、大阪や京都など近畿地方を中心とし、
葉の切れ込みが深く、葉柄が細く、収穫期にほとんど株立ちしない関西系の品種と、
静岡や愛知など東海地方を中心として葉の切れ込みが比較的浅く、葉柄ががっしりと太く、
若干の株立ち状態で収穫される関東系とされる品種がある。
関西系は生食も可能。はりはり鍋に不可欠な食材としても親しまれてきた。
それに対し関東系は、野趣に富んでいるため、加熱調理されることが多い。
京都付近では秋に苗床に播種し、晩秋に畑に定植。耐寒性が強く、旬は晩秋から冬。
ビタミンA、ビタミンC、カルシウムが多く含まれている。
(参考:Wikipedia
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ネギ(学名:Allium fistulosum L.)
ネギ科ネギ属
日本では古くから薬味として用いられる他、鍋料理にも欠かせない食材のひとつとされる。
硫化アリルを成分とする特有の辛味と匂いを持つ。
ネギの茎は下にある根から上1cmまでで、そこから上全部は葉。
九条ネギは、青ネギの一種。もともとは大阪・難波に自生していたネギが原種と言われ、
後に京都に伝わって品種改良が施された。
白い部分には、ビタミンCとともに抗菌・抗カビ作用がある硫化アリル、
発汗作用などで体を温める効果があるアリシンが多く含まれている。
(参考:Wikipedia
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トウキ(学名:Angelica acutiloba)
セリ科シシウド属
多年草。根は漢方薬として用いられる。生薬名は「当帰」。
全草に特異な甘い芳香がある。
漢方では婦人病の重要生薬で、鎮静、鎮痛、強壮剤として
妊婦のむくみ、腹痛、月経痛などに効果がある当帰芍薬散、当帰建中糖などに配合されている。
これは、婦人産後の要薬でもあり、鎮静通経も認められている。
手足を暖める作用が強く、冷え性、血色改善、血行障害、頭痛、貧血などにも応用される。
(参考:イー薬草ドットコム
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昨日の記事で「偽果」のことを説明していませんでした。
偽果とは、子房ではなく、その隣接した組織に由来する果実状の器官。
イチジクやリンゴ、ナシ、イチゴなどにも見られる。
要するに、本当の種じゃないもの。
これらは果物によく見られますが、
おそらく、ヒトを含む動物に種を食べてもらい、
糞やなんかで出したものを結実させる意味を持つものも多いんだと思います。

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--Dr.John "Iko Iko"


--Dixie Cups "Iko Iko"

2014年9月22日月曜日

20140922:いがいが。


春の間からすでにとんがっていたチョウセンアサガオ。
白く優雅そうな花を咲かせるようですが、
花を見ることなく、実が熟していました。
これは6月ごろの姿。すでに痛そう。

今日は、薬草園で作業をしていた人が多く、
私が「この実はなんですか?」と聞きまわっていたら、
おもしろい話を教えてもらいました。

1800年ごろ、世界で初めて全身麻酔薬を創製して乳がん手術に成功したのは、
紀州の外科医、華岡青州という人でした。
彼は、和漢古今の本を読みあさって、山から草根実を採取し、
空地に薬草を栽培して、鳥や動物で薬効を試すのみならず、
自分のカラダ、母のカラダ、妻のカラダでも薬効を調べたようです。
その結果、母は死に、妻は中毒で失明したとか。
恐ろしい話ですが、これらの実験から、
「通仙散」という麻酔薬が誕生したとのこと。
これには、チョウセンアサガオの花、葉、味、ヤマトリカブトなどの根塊、
ヨロイグサの根、トウキの根、センキュウの根茎、テンナンショウの根茎が
それぞれ配合されています。
通仙散よりも先に、チョウセンアサガオを配合した薬方はあったようで、
それを参考にしながらつくられたこの薬は、
より体内吸収速度を抑えて安全性を高めたものなんだそうです。
以上、『イー・草・ドット・コム』も参照しました。

チョウセンアサガオの根はゴボウとよく似ています。
ただし、ゴボウと違って毒性が強い。
あと、チョウセンアサガオのつぼみはオクラとよく似ている。
もちろん、強力に毒性ありです。
チョウセンアサガオに関する中毒の話は、
ちょっと調べるとたくさん出てきます。要注意ですね。

チョーシにのって写真を撮っていたら、
脇の下やら腕にチクチクするものが。
「先生!、服にいっぱいつくんじゃが、こりゃあ、何じゃろ!」
と作業をしていたおじさまたちと私とで大騒ぎがはじまりました。
「そりゃ、ゴボウじゃが」と先生。
ゴボウは根っこをいただきます。
根っこばかりを見ているので、まさかこんな風貌だとは気付かないのです。
ゴボウの茶色部分に栄養素が多く含まれるので、
洗いすぎないことがポイント。

先日「これはなんだろう」とウヤムヤにしていたのは
猛毒・リシンの元であるトウゴマでございました。
こちらもいがいがとしています。

先生の話によると、毒を調べて薬草につなげることが多いとのこと。
それは、毒が代謝に直結するからだし、
その要素を何らかのカタチで薄めたり、中和させることで
カラダのどこかを補ってくれる薬になる。
一番最初に、先生の講座を受けたときに聞いた話ですが、
私はなぜかちょっとワクワクしながら、
話がストンと腑に落ちるのを感じたのでした。

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チョウセンアサガオ(Datura metel/L.)
ナス科チョウセンアサガオ属
葉や花をみると確かにそうなのだが、ナス科だったとはちょっと意外。
仏様が説法するときに、天から降りてきて人の心に喜びを感じることができる花、
という意味で梵語から「マンダラゲ(曼荼羅華)」との異名もある。
日本には17世紀末ごろに伝来。園芸用には「ダチュラ」の名で流通している他、
「キチガイナスビ」とも呼ばれている。
一年草で、夏から秋にかけて漏斗状の白い花を咲かせる。
果実は球形。短いとげが多数付いており、
熟すと割れて、中に入っているたくさんの種子を飛ばす。
有毒部分は花または全草、種子、葉。全草にトロパンアルカロイドを含み、
日本薬局方では毒薬に指定されている。
副交感神経抑制作用、中枢神経興奮作用がある。
現在ではアトロピン、スコポラミンの抽出原料とされている。
(参考:Wikipediaイー・草・ドット・コム/『原色薬草図鑑』北隆館P77)
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ゴボウ(Arctium lappa L.)
キク科ゴボウ属
ユーラシア大陸原産で、縄文時代か平安時代に日本に伝わったといわれる。
食すようになったのは江戸時代から明治にかけて。根や葉を食用とする。
花期は6〜7月。紫色のアザミに似た、トゲのある花を咲かせる。
ゴボウにはポリフェノールであるクロロゲン酸が豊富に含まれている。
このクロロゲン酸はゴボウを水にさらしたときに出てくる茶褐色の成分で抗酸化作用がある
そのため、皮をむかない、水にさらさずすぐ調理する、大きめにゴロンと切る、
というのがゴボウ調理の三大新常識となっている。
その他、食物繊維、特に、イヌリンを主体とする水溶性食物繊維が豊富。
薬用部分は葉(牛蒡葉=ゴボウヨウ)、種子(牛蒡子/悪実=アクジツ)、根(牛蒡根=ゴボウコン)。
牛蒡根は発汗利尿作用に、悪実は浮腫、咽頭痛、解毒に。
乳腺炎に、種をそのまま食べるか煎じる使用法も有効として民間に口伝えで知られる。
繊維質が豊富なことから、便秘予防にも。
試験管レベルの実験では、酸素状態の悪い大腸がんの細胞に対して、
選択的に倍加した毒性を発揮する性質があるともされるが、
大腸がんや直腸がん予防に効果がある、というのは正確ではない。
(参考:Wikipedia/『原色薬草図鑑』北隆館P123
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トウゴマ(Ricinus communis)
トウダイグサ科トウゴマ属
種子から得られる油はひまし油として広く使われている。
また、種にはリシンという毒タンパク質がある。
種子は主にリシノリンなどのトリグリセリドを多く含む。
紀元前4000年頃のエジプトの墓所からもトウゴマの種は見つかっており、
また、ヘロドトスや他のギリシャ人旅行者は、ひまし油を
灯りや身体にぬる油として使用していたという記述も。
インドでも、紀元前2000年頃からひまし油を灯りや便秘薬に使っていたという記録があったり、
中国でも数世紀にわたって、内用・外用の医薬品として処方されている。
現在、ひまし油は日本薬局方に収録されており、下剤として使われる。
ただし、猛毒のリシンが含まれているため、使用には要注意。
特に、妊娠中や生理中の女性は使用してはならない。
種子そのものを口にする行為はさらに危険。
(参考:Wikipedia
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--Suzanne Vega "Tom's Diner"

2014年9月21日日曜日

20140921:A/W NEW ARRIVAL


さて、新しい季節に向けて、遅ればせながら新しいポスターをつくります。
予定では10月半ばごろ、学校に掲示するイメージ。
ホントは、植物の話を集めたフリーペーパーを置きたかったけど、
もうちょっと時期を読んでみます。
さて、この新しい季節にぴったりな植物はなんでしょうか、と
先生に聞いてみると、「ありのひふき=キキョウ」と。
キキョウは、夏のピークの少し前からボツボツと開いていたのですが、
今も、日々新しい花を見せつけていました。

前回は白色だったけど、今日はムラサキの。
紙風船みたくプクリとふくれたツボミは、今日は見当たりませんでした。


これは、マオウ。
重要生薬でもある麻黄ですが、
ほとんど姿を変えないので、写真を撮るにはちょっとドラマが足りません。

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キキョウ(Platycodon grandiflorus)
キキョウ科キキョウ属
つぼみの状態から、“balloon flower”という英名を持つ。
花は武士に好まれたようで、家紋に取り入れられたり、
江戸城には「ききょうの間」や「桔梗門」の名前が残っている。
万葉集に出てくる「あさがお」は、桔梗のことだとも言われている。
生薬としてはサポニンを多く含む根を使い、生薬名は「桔梗根」。
根が太く、内部が充実し、えぐ味の強いものが良品とされる。
去痰、鎮咳、鎮痛、鎮静、解熱作用があるとされ、消炎排膿薬、鎮咳去痰薬などに使われる。
漢方方剤としては、桔梗湯や十味敗毒湯、防風通聖散など。
(参考:Wikipedia季節の花300
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マオウ(学名:Ephedra sinica Stapf
マオウ科マオウ属
葉は退化 して鱗片状になっている。高さは数十cm、茎は節で分岐する。
雌雄異株で、花は胞子葉が松かさ状に重なって節につく。
薬用部分は地下茎で、古くから生薬の麻黄として用いられている。
日本薬局方においては、シナマオウ(E. sinica Stapf:草麻黄)、
チュウマオウ(E. intermedia Schrenk et C. A. Meyer:中麻黄)、
モクゾクマオウ(E. equisetina Bunge:木賊麻黄)を麻黄の基源植物とし、
それらの地上茎を用いると定義している。
アルカロイドの一種などを含み、交感神経興奮作用がある。
また、気管支筋弛緩、発汗、血圧上昇作用があり、
咳止め、発汗、痰を除く薬として肺炎などに使用される。
(参考:Wikipedia/『原色薬草図鑑』北隆館P225
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2014年9月19日金曜日

20140919:ムラサキのタネ採り。

http://eco.pref.yamaguchi.jp/rdb/img/10img/100144_01l.jpgより

薬草園には、ムラサキという植物も育っています。
花は白いのに、「ムラサキ」。
根っこを染料に使うのです。
ちなみに、十二単にも使われていたそう。
うまく撮れないなぁと思っているうちに、花の時期は過ぎ去ってしまって、
気づけばこんな様子になっていたのでした。

先生に「この白いのはタネですか」と質問すると、
「採ってみんさい」と、こんな瓶を渡されたのです。
植物のタネは、全部が全部発芽するわけではありません。
全てが育ってしまうとその一帯の優勢種になってしまうからです。
多様性を考えると、たしかにそうなのですが、
薬用やなんかに使うとなると、話は別。
全部がちゃんと発芽できるように手助けするのです。
たとえば、殻が硬いものを柔らかくしたり、キズを付けてあげたり。
植物体によって、土を酸性にしたり、塩基性にしたりするそう。
ムラサキの場合は、土に石灰を加えてタネと混ぜて、
その後冷蔵庫などで4度程度に低温保存するのです。

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ムラサキ(学名:Lithospermum erythrorhizon
ムラサキ科ムラサキ属
花は初夏から夏にかけて。
古来から紫色の染料として根が用いられ、万葉集にもこの名前が登場している。
「ムラサキ」の言葉の由来は、
この植物が群れになって咲くことから「群れ咲き」からという説と、
花の色がムラになっていることから「ムラ咲き」という説があり、
植物名が染料の色に転用されたとされている。
薬用には根が使われ、生薬名は「紫根(しこん)」。
日本薬局方に収録され、抗炎症作用、創傷治癒の促進作用、殺菌作用などがある。
紫雲膏などの漢方方剤に外用薬として配合される。
その他、抗炎症薬として、口内炎、舌炎の治療に。
近年は絶滅危惧種レッドデータブックIBにランクされている。
(参考:Wikipedia
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2014年9月18日木曜日

20140918:ヨロイグサの後。


ヨロイをかぶっていると、それを見る人はみんな、
戦いに行くのかなと思うでしょう。
恐る恐る様子を見守り、
その戦いが自分に向けられたものではないことを確認するかもしれません。
自分が攻撃されると思えば防御の体勢をとり、
あるいは、先手必勝で攻撃をしかけるかもしれません。
誰しも、粗末に扱われることを好みません。
好意は好意を生むし、アンチはアンチを生むのです。
防御の体勢をとれば、相手も防御に入り、攻撃すれば、攻撃されるのです。
ヨロイを脱がなければ、自分が丸腰であることが見えないのです。

ヨロイグサは、すっかりヨロイを脱いで、丸腰になってしまいました。
数日前までこんなだったのに。

多くの言動、振る舞いを観察していると、すぐに底が見えてしまって、
相手にするのもアホらし、となってしまったのでした。
で、ささくれ立った気分はすっかりまろやかに。
あの怒りは何だったのだろう。

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ヨロイグサ(Angelica dahurica(Fisch.) Benth.et Hook. f.)
セリ科シシウド属
茎は太く中空で、上部で枝分かれする。葉は羽状複葉。
抽台すると鎧のような姿になり、花が咲いたら枯れていく。
薬用部分は根で、生薬名は白芷(びゃくし)。
ビャクアンゲリコールなどの成分を含み、
解熱、鎮痛、解毒、排膿作用がある。
一般用漢方製剤294処方のうち、五積散、清上防風湯など15処方に配合されている。
(参考:Wikipedia武田薬品工業株式会社京都薬草植物園
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いちばん痛い ファジィな痛み
どうしてか 言えばよかったのかな
——PSY・S “ファジィな痛み”

2014年9月14日日曜日

20140914:茜色

今日は月に一度の薬草マイスター講座の日。
先生が市民講座として開いている講座で、
「マイスター」とは名ばかりの、でも、なかなかに楽しい会なのです。
先月は私用で参加できなかったので、午後に補習がてら、茜で染色をしたのでした。

アカネ。
どうやら根っこらしい。

アカネを煮出したもの。
65℃程度に保ちながら、ここにドボンと染めたいものをダイブさせるのです。
ダイブさせる前に、水で洗うこと。
洗わないと、布が水分をギューッと吸い込んでしまいます。
それに、汗やヨゴレがついていると、へんな風に染まる恐れも。
均一に染めたい場合は、牛乳や豆乳で洗って入れればいいんだとか。
模様をつけたいときは、ビニールや輪ゴムでくくったり手で固く絞ってみてもOK。
私はボーダーっぽくなるのを狙ってビニールでいくつもくくってみたのでした。


ダイブさせて10分程度まで、様子を見ながら好みの濃度になるまでつけておきます。
10分以上つけていてもそれ以上濃くなったりしません。
どうしても濃くしたい場合は、10分つけて、
ミョウバンを溶かした液で色を固定させて(4分程度)、
水で洗ってミョウバンを落として、また染め液につけるのです。
私はこの作業を3回ほど行いました。

こんな感じ。
ビニールで縛るときに、あまりに固く締めすぎて、
内側まで染料が入らなかったらしい。
でも、このムラの感じは悪くないかも。

他の、人生の先輩方は、さすがに慣れた手つきでした。
終わってから、アカネを写真に撮るのを忘れていたことに気付きました。

この夏休みの間も、ブログはあんまし更新していなかったものの、
写真だけはたくさん撮っております。
ボツラボツラと間を埋めていく所存でございます。
夏休みはあと2週間…のはずなのですが、
授業でつくった作品が学内で優勝してしまいまして、
そのプレゼンをしなければいけなくなってしまったり、
(喜ぶべきことなのでしょうが、フクザツな心境でございます)
あと、研修があったりして、もう明日で夏休み気分は終了。
あー、もっとダラダラしたい。

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アカネ(学名:Rubia argyi)
アカネ科アカネ属
名は「赤根」の意味。根を煮出した汁にはアリザリンが含まれている。
染料用途の他、秋に掘り起こした根を天日で乾燥させたものは
茜草根(せいそうこん)と呼ばれる生薬。
(参考:Wikipedia
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2014年8月5日火曜日

20140805:キバナオウギ


このキバナオウギ、というのには、全く馴染みがないのでございます。
小さく、うつむきに咲いた花たちを見ていても、
キイロなのが葉や茎の緑に馴染んで、全く目立たない。
しかも、資料を検索してみても、日本が原産ではなく、
どうやら辛うじて北海道になら自生している、くらいのレベルで、
その他は薬用植物園で例示されている程度のよう。
つまり、あんまりこれにまつわる話が見えてこないのです。
これはどう書いたらええもんかな、というのが正直なところ。
ただ、近づいてじっと見てみると、
その控え目な様子に上品さを感じなくはないのです。
おそらく、根に近いほうの対から花が開くのでしょう。
下の対は、紫で、そのひとつ上がピンク、
そのもうひとつ上がキイロ、といった塩梅。
さらにその上は、まだツボミなのですから。
パステルカラーが涼しげです。

アサガオは、今日の雨でまたうれしそうに咲いていました。

そういえば、今の今まですっかり忘れていましたが、
こないだの土曜日の夜、友だちに誘われて呉のおでん屋での
投げ銭ライブに行ってきたのでした。
その道中、電車の中、街の中、ひどい雨で、
傘を忘れた私はすっかりずぶ濡れになりながら
コンビニに入っては、売り切れた傘を恨めしく眺めるばかりでした。
周りは浴衣だらけ。この日は、花火大会だったのです。
雨に降られて視界は雨粒だらけ。
ドーン、ドーン、という音だけが聞こえるばかりで、私には花火が見えません。
ただ、目の前でいきなり立ち止まった女の子の浴衣が、
このアサガオのような色合いだったことだけを覚えているのです。

昨日写真におさめた花はすっかりしぼんでいました。
で、また、新しいツボミが。

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キバナオウギ(学名:Astragalus membranaceus Bunge)
マメ科ゲンゲ属
中国西北部原産。日本では、各地の薬用植物園などで標本や見本用に栽培する。
茎は直立、草丈は1mくらい。葉は奇数羽根状複葉で、小葉は楕円状を呈している。
花が地味なためか観賞用として栽培することもなく、また根を漢方処方に配剤する以外、
民間薬として利用することもないため、一般的には馴染みが薄い。
薬用部分は根で、生薬名は黄耆(おうぎ)という。
有効成分はフラボノイド、サポニン、γ-アミノ酪酸(GABA)など。
止汗、強壮、利尿作用、血圧降下等の作用があり、
防已黄耆湯、桂枝加黄耆湯、黄耆建中湯などの漢方方剤に含まれる。
(参考:季節の花300Wikipedia/『原色薬草図鑑 I』p.54
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アサガオ(学名:Ipomoea nil)
ヒルガオ科サツマイモ属
日本への到来は、奈良時代末期に遣唐使が種子を薬として持ち帰ったことからとされる。
アサガオの種の芽になる部分には下剤の作用がある成分がたくさん含まれており、
生薬名は「牽牛子(けんごし)」と呼ばれる。
中国の古医書『名医別録』では、牛を牽いて行き交換の謝礼としたことがこの名前の由来。
粉末にして下剤や利尿剤として薬用にする。
ただし、ファルビチンやコンボルブリンも含み、
嘔吐や下痢、腹痛、血圧低下を引き起こすなど毒性も強く、素人判断によらないほうがいい。
江戸時代には2度、アサガオブームがあった。
そのときに、形態が多種多様に変化したもの。
(参考:季節の花300Wikipedia/『原色薬草図鑑 I』p.54
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2014年7月18日金曜日

20140718:ヨロイグサ

「これおもしろいよ」とか「これはこうでこうで」と
おもしろい話とともに誘導してくれる人が近くにいないと、
どうしても「名前」を知っている植物ばかりに目がいきます。
それでも、最近は頭の中にぐんとインプットされたので、
タヌキマメやヨロイグサのようなかわったものに夢中になっています。
でも、ヨロイグサは今日はすっかり花が伸びてしまって、
さすがにセリ科らしくなってしまっていたのでした。
上の写真は14日に撮影したもの。

その翌日にはこうなっていて、


18日の今日はこう。

辛うじて、花の周囲にあるツボミらしきものがあるから
「ヨロイグサや」と親近感を持つことができるわけですが、
花ばかりになってしまった姿だけを見ても、
単に「あ、セリ科はやっぱりいっしょの花やな」と感心するだけで
きっと関心を持たないでしょう。

そういえば、同級生に関しても同じで、
名前を知らない人については、ほとんどみんな同じに見えてしまう。
よく見ればキレイな女の子やかっこいい男の子もいるけど、
空気を読んで難なくいるだけなのには
どうも全く興味をひかれなくなってしまいました。
そういう自分の趣向の変化はおもしろくもあるけど、
同時に、どこかつまらなくもあります。

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ヨロイグサ(Angelica dahurica(Fisch.) Benth.et Hook. f.)
セリ科シシウド属
茎は太く中空で、上部で枝分かれする。葉は羽状複葉。
抽台すると鎧のような姿になり、花が咲いたら枯れていく。
薬用部分は根で、生薬名は白芷(びゃくし)。
ビャクアンゲリコールなどの成分を含み、
解熱、鎮痛、解毒、排膿作用がある。
一般用漢方製剤294処方のうち、五積散、清上防風湯など15処方に配合されている。
(参考:Wikipedia武田薬品工業株式会社京都薬草植物園

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We on a mission. Dust the stars. Light through dark.
Blue. Gold. Shine. Fly. 
Seated at the opposite so you can see there is no time.
Breath slow. Be low.
Capacity is unfulfilled take the (take the) lead you will.
Head raised. Un-caged.
More to do there's more for you.
——SBTRKT "Pharaohs"