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2014年10月14日火曜日

20141014:オトコエシ


キイロの花をつけるのが「女郎花」と書いて、オミナエシ。
これに対し、シロい花は「男郎花」と書くオトコエシ。
由来は諸説あるようですが、先生が薬草マイスター講座で紹介していたのは
  男の食べる白い飯→「男飯」
  女の食べる黄色い粟飯→「女飯」
というもの。
それを聞いていた受講生の9割は女性。
そのほとんどが、なんだか旦那さんより強そうです。
名づけたのが今だったら、皮肉も込めて逆の名になるのでしょうか。

生薬名は「敗醬(ハイショウ)」。
これは、しょう油が腐ったような匂いがしてくることからだそう。
むむむ。


植えていた種が、こんなに芽吹きました。
中に、キクナの種を蒔いた上に、
間違えてホウレンソウの種をまいてしまったものがありまして、
どうなるんだろうと心配していたのですが、
いずれも元気よく、重たい布団をどけて芽吹いていました。
葉っぱが違うのが近接して出てきているので
見た目にけっこう愉快です。

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オトコエシ(学名:Patrinia villosa)
オミナエシ科オミナエシ属
全草に毛があり、オミナエシに比べて茎も太く壮大。
枝分かれした茎の先端に、白い粟粒状の小花を散房状に多数つける。
薬用部位は根茎で生薬名は「敗醬(ハイショウ)」。
苦味質ピロシッド、オレアノール酸などが有効成分として含まれ、
漢方でも解毒、消炎、解熱に使われる。
食用としても、若芽や若葉、冬越しの葉を摘み取り山菜に。
(参考:イー薬草ドットコム

2014年10月11日土曜日

20141011:ようけとれました。



いよいよ芋の収穫。
栄養学科は11月の頭に収穫祭を予定しているそうで、
ちょっと早いけど、芋の様子をうかがってみたのでした。
これは、先生が植えていた芋。立派です。


これは先生のより10日ほど前に植えていた私の芋。
もっと立派。というか、芋ってこんな形だったっけ…?
比較するモノをいっしょに写さなかったことに後悔。
これ、片手で持つのはけっこうたいへんなくらいの重量なのです。

生物の教科書的に言うなら、サツマイモは窒素固定細菌と共生して
窒素固定が行えるために、痩せた土地でもしっかり育つとのこと。
むしろ、過剰に水や肥料を与えないほうが甘みの凝縮した芋になりそう。
こんなに大きくなってしまった芋の味はどうでしょう。
でも、たぶん、この芋は高知にいる甥と、私の父の口に入ることになるのでしょう。

これはピーナッツ。まさに鈴なり。
こないだまでキイロのかわいらしい花を咲かせていて、
葉っぱの感じとマメ科であることから、
私は完全に、エビスグサだと勘違いしておりました。
(イヤに背が低いなぁとだけ思っていました)
土を掘ってみると、中にマメがコロコロ。
これも、根粒菌といっしょに生きていたのですね!

今日は他にも、トマトやナス、ソウメンウリ、
間引いたダイコンとカブの葉っぱをゲット。
その代わりに、ハクサイとニンニク、キュウリ(秋穫れのもの)を植えました。
また収穫のころが楽しみです。

そういえば、こないだ薬学部の3年生が薬草園に遊びにきて、
雑草の集団を見回しながら「どれが薬用植物ですか?」と言っていたけど、
いやいや、どれも、薬用植物です。
どれもがちゃんと薬用植物だと崇めてもらえるように、
やっぱりきちんと整理整頓しておこう。
いらんもんはきっちり刈り取っておかねば、と気を新たにしたのでした。
それに、栄養学科のために、と、先生は野菜をせっせと植えていますが、
野菜にすら、薬効のあるものは多くあるんですね。

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サツマイモ(学名:Ipomoea batatas)
ヒルガオ科サツマイモ属
デンプンが豊富でエネルギー源として適しており、
単位面積あたりのカロリーベース収量は、コメを上回る。
ビタミンCや食物繊維、カルシウムを多く含み、加熱してもビタミンCが壊れにくい。
その一方で、タンパク質の割合が低いなどの理由から、
サツマイモばかりを摂取しても栄養失調に陥ることがある。
薬効としては、ビタミンCから、風邪の予防、シミ、ソバカス。
食物繊維(セルロース)の豊富さと、含有されているヤラピンという緩下成分から便秘解消にも。
また、黄色種のサツマイモに含まれるカロチンは体内でビタミンAに変換され、
夜盲症の予防や視力の低下を防ぐ効果もいわれている。
その他、すりおろしてガーゼに塗って湿布するとビタミンがしもやけに効果的。
あるいは、サツマイモの粘り気に含まれるビタミンKには血液凝固の作用もあるなど。
(参考:野菜の効能辞典健康で免疫力を高める食べ物・栄養食品効果効能ナビ
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ラッカセイ(学名:Arachis hypogaea)
マメ科ラッカセイ属
主に食用として。ラッカセイ、ピーナッツとして有名。
沖縄ではジーマーミと呼ばれ、沖縄料理のひとつであるジーマーミ豆腐などにも使われる。
脂肪分が多いだけでなく、ビタミンEやビタミンB1、カリウムやマグネシウムなど。
また、薄皮の部分にはレスベラトロールというポリフェノールが含まれており、
抗酸化作用の他、アンチエイジング効果や美容効果などで注目されている。
薬用部分としては、種子が生薬名で「落花生」、地上部が生薬名で「落花生枝葉」。
種子の脂肪油に含まれるオレインやアミノ酸類、ビタミンにより、
各種出血症に治療に効果がある。
(参考:JAむなかたホームページ『原色薬草図鑑』北隆館

2014年9月30日火曜日

20140930:ベラドンナ…じゃなかった。


薬草園に行くと、ついつい土に植わってあるものに目がいくのですが、
しっかり目をこらしてみると、鉢にあるものでも
おもしろそうなものがたくさんあります。
これは、ベラドンナ。
…というか、鉢にあったラベルでそう思ったのですが、
調べてみたら、どうやら違うみたい。

ベラドンナという名はラテン語で「美しい淑女」を意味します。
ナス科の、トゲのある花だとか。
でも、これは、ナス科とはちょっと違うような。
なんだろう、これ。
花のつきかたからすると、セリ科のような気がするけど、
残念ながら、葉っぱを撮ってなかったのでわからず。
ザンネンなり。

セリ科と言えば、ウイキョウの花もキレイに咲いてました。

ウイキョウの花をちぎって食べると、
独特の甘い香りがノドの奥に広がる感じでおもしろい。
サラダなんかに使ったらよさそう、という話で、
以前にも紹介したことがあります。

次、ミシマサイコ。
植わっている場所に「ミシマサイコ」とあるのでわかりますが、
もしなかったら、ウイキョウと間違えてしまいそう。

こんな感じで、セリ科の区別は難しい。
また明日、聞いてみるとします。
とにかく、こないだ早期体験学習で羨ましくも
薬草園で有名な企業に見学に行った女の子がいて、
「薬草園、どうやった?」と聞いてみたら、
「うーん、お花がなかった」と答えられてガクッときたのでした。
よーく見れば、この時期も花のある植物はたくさん。
でも、やっぱり興味がないと見ないよね。

今日は栄養学科の女の子といっしょに
畑にダイコンとカブの種をまきました。
明日は水菜やら白菜やらの葉物の種まきをする予定。
タノシミ、タノシミ。

↓一応、まとめておきます。
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ベラドンナ(学名:Atropa bella-donna)
ナス科オオカミナスビ属
ラテン語で「美しい淑女」の意味を持つのは、
ルネッサンス期にイタリアのベネチアなどで婦人たちが
目を大きく美しく見せるためにこの植物の葉の汁を点眼していたことに由来すると言われる。
ベラドンナの葉や根には、瞳孔を拡大する散瞳作用をもつアトロピンを含んでいる。
アトロピンは、地下鉄サリン事件のときに、
サリン解毒の特効薬として、硫酸アトロピンの注射剤が使用されたことでも知られる。
その一方、西洋では、魔女が使う毒草としても有名で、「魔女の草」とも呼ばれる。
摂取し中毒を起こすと、嘔吐や異常興奮を起こし、最悪の場合には死に至ることも。
(参考:Wikipedia日本新薬ホームページ
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ウイキョウ(学名:Foeniculum vulgare)
セリ科ウイキョウ属
またの名を「フェンネル」という。
地中海沿岸が原産とされ、古代エジプトや古代ローマでも栽培されていた記録がある。
主産地はインド、中国、エジプト。日本には平安時代に中国から渡来。
果実は生薬「茴香(ウイキョウ)」で、健胃整腸、鎮痛、去痰、駆風などに効果がある。
漢方方剤の安中散(アンチュウサン)や、太田胃散、口中清涼剤の仁丹などにつかわれている。
食用としては、西洋では魚料理やピクルスの風味付けに、
インドではカレー料理に、中国では五香粉の原料として。
また、パスティスやアクアヴィットなどの酒類、リキュール類の香り付けにも用いられる。
(参考:Wikipedia武田薬品ホームページ
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ミシマサイコ(学名:Bupleurum scorzonerifolium)
セリ科ミシマサイコ属
日当たりの良い山野に自生する多年草。
薬用植物で、根は生薬「柴胡(サイコ)」として、日本薬局方に収録されている。
サイコサポニン、フィトステロールなどの成分を含有。
解熱、鎮痛、解毒として抗炎症、肝臓などの漢方治療に。
解熱、鎮痛作用があり、大柴胡湯(ダイサイコトウ)、小柴胡湯(ショウサイコトウ)、
柴胡桂枝湯(サイコケイシトウ)など、多くの漢方方剤に配合される。
(参考:Wikipediaイー薬草ドットコム
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--Belladonna "Black Jazz"

2014年9月27日土曜日

20140927:変化。

アマチャの花期はどうやら7月頃だったようで、
そのころなら、ガクアジサイのような散形花序をつけるとか。
残念ながら、そのころの姿は全く目に入っていませんでした。
葉だけになったこのごろ、なぜか夕暮れに目に飛び込んできたのでした。

植物はいつも同じところに立っていますが、
いつも同じ姿ではありません。
わかりやすいのが花期、それに実の時期。
植物もそのときには、花粉や種を運んでもらうために、
できるだけその対象の動物にとって華やかに映るように、
見た目も、香りも、味も整えるのです。
それらが全て、化学反応の積み重ね…ということに驚きを禁じ得ません。
植物をじっと見ていて、そのことがジワジワとココロに沁み込んでくると、
とても壮大なドラマを観ているような気分になるのです。
今、アマチャは葉っぱだらけ。
手を広げて、エネルギーをいっぱい貯えています。


さて、こちらは私のギンブロウ。
目が離せないほどに、日々姿を変えています。
一方では花が咲き、一方では花が終わり、
終わったあとから実が伸びています。




テントの横では、先生が染料を乾燥させていました。
上はアカネ。下はムラサキです。
いずれも根っこ。
私たちの目にはほとんど関係のない部分に思えますが、
草引きをしていると、土の下でこそ、
激しく生存競争をしていることがよくわかります。

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アマチャ(学名:Hydrangea macrophylla var. thunbergii)
ユキノシタ科アジサイ属
植物学的には、ヤマアジサイと同一物。
干した葉を煮出して飲料とした甘茶は、黄褐色で甘みがある。
お釈迦様が生まれたとされる4月8日に、甘露の雨が降ったという言い伝えから、
毎年のその日、灌仏会(カンブツエ)という仏教の祭で、お釈迦様の像に注ぐ風習もある。
薬用としての有効成分は、フィロズルチン、イソフィロズルチン。
甘みがあり、その結晶は、ショ糖の400あるいは600〜800倍、サッカリンの2倍の甘さだが、
ヒトの体内では消化吸収されないため、
糖尿病患者や肥満症患者の砂糖代わりの甘味料としても使われる。
この他、さまざまな家庭薬に配合されていたり、
あるいは、口中清涼剤や歯みがきの甘味、醤油の味付けなどにも用いられている。
(参考:Wikipediaイー薬草ドットコム季節の花300
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ギンブロウ(学名:Phaseolus vulgaris)
マメ科
特に品種としての固有名はなく、一般にギンブロウと呼ばれ、
それぞれの家単位で個別に採種されている。
特定の地域で隔離栽培に近い状態で長年にわたって栽培採種されているため、
品質的には純粋な品種といってよいと考えられる。
(参考:「地方品種をめぐる2」西悦子著)※PDF
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アカネ(学名:Rubia argyi)
アカネ科アカネ属
つる性多年生植物。根は乾燥すると赤黄色から橙色となり、
赤い根であることからアカネと名づけられたと言われる。
花期は夏から秋にかけて。目立たない小さな花が咲く。
染料、薬用ともに、根を使う。生薬名は「茜草(センソウ)」。
利尿、止血、通経薬として、鼻血、吐血、血尿、血便、腎臓病、
黄疸、神経痛、リューマチ、月経不順に効き目がある。
また、消炎作用が強く、せきを止める作用もある。
果実を通経剤として、月経不順のときに煎じて使うと効き目があるともいわれている。
参考:Wikipediaイー薬草ドットコム
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ムラサキ(学名:Lithospermum erythrorhizon)
ムラサキ科ムラサキ属
多年草で、初夏から夏にかけて白い花を咲かせる。
根は暗紫色で、染料としても生薬としても使われる。
生薬名は「紫根(シコン)」。日本薬局方にも収録されている。
抗炎症作用、創傷治癒の促進作用、殺菌作用などがあり、
紫雲膏などの漢方方剤に外用薬として配合される。
最近では、日本でも抗炎症薬として、口内炎・舌炎の治療に使用される。
また、肝癌などを誘発するピロリジジンアルカロイドを含有するため、使用には注意が必要。
万葉集にも登場するほど歴史は古く、奈良時代から江戸時代末期まで栽培されてきたが、
明治以降、合成染料の登場により商業的価値を失い、
ムラサキ自体も絶滅危惧種にランクされるまでになってしまっている。
(参考:Wikipedia
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She walked towards you with her head down low
She wondered if there was a way out of the blue
Who's gonna take her home this time?
She knew that this time wouldn't be the last time
There she waits looking for a savior
Someone to save her from a dying self
Always taking ten steps back and one step forward
She's tired, but she don't stop
Every day she stood, hoping for a new life
She closed her eyes, and she heard a small voice say
You don't stop no, you belong to me
She cried, maybe it's too late
Don't, don't stop, don't, don't
--Laura Mvula "She"

2014年9月26日金曜日

20140926:芽吹き。




収穫の秋、実りの秋は当然ですが、野菜も植えている植物園では、
収穫後、また新たに植物が植えられます。
写真は上からキャベツ、ミズナ、九条ネギ。
これらは畑に直に植えるスペースがなかったので
小さく苗立てされているのです。
この他に、キュウリやダイコン、ニンジン、それにニラの幼い姿も。


ポスターのモチーフに使ったトウキも、

また新しいイノチが芽吹いています。

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キャベツ(学名:Brassica oleracea L. var. capitata)
アブラナ科アブラナ属
多年草だが、栽培上は一年生植物として扱われる。
和名には、中国名を由来とする甘藍と、結球する姿をもじった玉菜というのも。
結球は葉の成長ホルモンであるオーキシンが裏側に偏ることから。
中心に近い葉ほど内側を向いているのは、
外側が先に育ち、内側はその後、混んだところで出葉するため。
古代では野菜より薬草として用いられ、
古代ギリシャ、古代ローマでは胃腸の調子を整える健康食として食されていた。
野菜としての栽培が広まったのは9世紀ごろになってかた。
日本に伝わったのは幕末の1850年代。
これ以前にも、江戸時代前期にオランダから持ち込まれたとも言われる。
(参考:Wikipedia
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ミズナ(学名:Brassica rapa L. var. laciniifolia)
アブラナ科アブラナ属
植物学的にはアブラナやカブ、キャベツとも同種。同種同変種にミブナも。
越冬して栽培する一年生植物。1680年ごろには、京都西南部の東寺・九条付近で栽培されていた。
伝統的な品種としては、大阪や京都など近畿地方を中心とし、
葉の切れ込みが深く、葉柄が細く、収穫期にほとんど株立ちしない関西系の品種と、
静岡や愛知など東海地方を中心として葉の切れ込みが比較的浅く、葉柄ががっしりと太く、
若干の株立ち状態で収穫される関東系とされる品種がある。
関西系は生食も可能。はりはり鍋に不可欠な食材としても親しまれてきた。
それに対し関東系は、野趣に富んでいるため、加熱調理されることが多い。
京都付近では秋に苗床に播種し、晩秋に畑に定植。耐寒性が強く、旬は晩秋から冬。
ビタミンA、ビタミンC、カルシウムが多く含まれている。
(参考:Wikipedia
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ネギ(学名:Allium fistulosum L.)
ネギ科ネギ属
日本では古くから薬味として用いられる他、鍋料理にも欠かせない食材のひとつとされる。
硫化アリルを成分とする特有の辛味と匂いを持つ。
ネギの茎は下にある根から上1cmまでで、そこから上全部は葉。
九条ネギは、青ネギの一種。もともとは大阪・難波に自生していたネギが原種と言われ、
後に京都に伝わって品種改良が施された。
白い部分には、ビタミンCとともに抗菌・抗カビ作用がある硫化アリル、
発汗作用などで体を温める効果があるアリシンが多く含まれている。
(参考:Wikipedia
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トウキ(学名:Angelica acutiloba)
セリ科シシウド属
多年草。根は漢方薬として用いられる。生薬名は「当帰」。
全草に特異な甘い芳香がある。
漢方では婦人病の重要生薬で、鎮静、鎮痛、強壮剤として
妊婦のむくみ、腹痛、月経痛などに効果がある当帰芍薬散、当帰建中糖などに配合されている。
これは、婦人産後の要薬でもあり、鎮静通経も認められている。
手足を暖める作用が強く、冷え性、血色改善、血行障害、頭痛、貧血などにも応用される。
(参考:イー薬草ドットコム
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昨日の記事で「偽果」のことを説明していませんでした。
偽果とは、子房ではなく、その隣接した組織に由来する果実状の器官。
イチジクやリンゴ、ナシ、イチゴなどにも見られる。
要するに、本当の種じゃないもの。
これらは果物によく見られますが、
おそらく、ヒトを含む動物に種を食べてもらい、
糞やなんかで出したものを結実させる意味を持つものも多いんだと思います。

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--Dr.John "Iko Iko"


--Dixie Cups "Iko Iko"

2014年9月3日水曜日

20140903:キュウリの模様。

「○」がいくつも重なった幾何学模様。
3日ほど前に「小さなキュウリできかけてんな」と確認していたものが、
随分大きくなって、しかも模様がついてました。
これ、かなりシュール。
こんなふうに模様が入ってしまうと全然おいしそうではありません。
でも、見ようによってはとてもアーティスティックにも思えてしまいます。

どこから突っついても、真面目。
どこを切っても隙がない。
なのに、じーっと見つめるほどに、
描かれた事物がぽっかりと空洞となって視線を吸い込んでいく。
困ってしまう。果てに笑ってしまうこともある。
「変だ、奇妙だ」と隣で、O JUN*も同じコトをつぶやいている。
困った…でも、平面の楽しみは、こんなトコにあるのかも。
--『Meets Regional』(2002年3月号「monthly top-picks」文:山下里加)
  「“こまっちゃう”が魅力的に変換されるO JUNの平らな世界。」
  (西村注)*O JUN…ここで紹介されている画家のこと。自分の作品について、作品を自分で眺めても「あれはなんだ?」と思える作品を目指している。

この夏は、キュウリに困ることがありませんでした。
薬草園に行けば、先生が、
「草引きの手伝い賃。笑」と言って、毎日キュウリをくれるからです。
一度、甥を連れていったときにも、
キュウリとソウメンウリをいただきました。
旬のころなら、小さなキュウリがあるなー、と見た翌日には
もう立派なものに育っています。
でもこの写真のキュウリは、もっとずっと時間をかけて大きくなりました。


これはなんだったか…。
ゴボウの一種だったなぁという気がするのですが、
(花も似てるし。でも、葉っぱはかなり違う)
調べてみてもちょっとわかりませんでした。
また先生をつかまえて聞かなければいけません。

これは、葉っぱの色が夏中ずっとこの色だということが
いつも気になっていたものでしたが、
今日まで花に気付きませんでした。
このトゲトゲの、何やら赤いくちばしみたいなのが花でしょう。
なんというか、とても前衛的ですね。

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キュウリ(学名:Cucumis sativus L.)
ウリ科キュウリ属
今では意外なことだが、江戸時代には主に完熟させた黄色いキュウリを食べていた。
完熟した後のキュウリは苦味が強く、このころ、
徳川光圀「毒多くして能無し。植えるべからず。食べるべからず」
貝原益軒「これ瓜類の下品なり。味良からず、かつ小毒あり」とすら書かれている。
幕末に、現在の江東区で品種改良が行われ、現在のキュウリが栽培されるようになった。
キュウリは全体の90%以上が水分。
ビタミンC、カロチン、カリウムなどの栄養素が含まれるが、含有率は非常に低い。
(参考:Wikipedia
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2014年8月8日金曜日

20140808:鎮座するカボス。


一難去ってまた一難、か。
台風の季節に台風が来なければ、
それはそれで、ちゃんと夏を過ごさなかったようなもの足りなさを感じるけれど、
台風ばかりの夏は、それはそれで、トゥーマッチ、というか。
風のすき間を縫って、カボスに水滴がついているのを撮影。
気分としては、もっと生々しい様子で撮りたいのだけど、
そういうふうに撮れる人と私とでは、何が違うのだろうか。
どうしても私のでは、単なる静止画でしかなく、
台風の中で青く生きるナマの感じが伝わらない。
たぶん、巧い人が撮ったなら、この同じ画角だったとしても、
もっとセクシャルに、もっと生きた空気を切り取るんだろう。
実際にサント=ヴィクトワール山を目にして驚いたのは
方角や距離、さらには光線の変化によって
まったく別の表情を見せることだった
山はまるで描かれるのを拒んでいるように感じられた
その後、あらためてセザンヌの絵を見てみると
まずそのサイズに驚き、質感、色、グラデーションといった
画面を構成しているあらゆる要素の
的確さに心を奪われた
そして自分が記憶していたものが
いかに曖昧で僅かなことだったかを思い知らされた
それは「写真を見て知っている」という
認識の危うさがもたらすものだ
私は写真を撮りますが、見えてることだけを
信用していません。見ようとしたことが
そこに現れていなければならないと思っている
鈴木理策
 
じっと、見ている
目玉だけになって、見ている
見ている対象は、ほんとうに
存在しているのか
見ている自分は、
存在しているのか
——「まなざしの彼方」
  『翼の王国』2001年11月
雑誌の編集部で働いていたのは、もう7〜8年も前のことになってしまった。
気付けば月日は流れていて、心境の変化の具合にすら気付くことなく、
いつの間にか、編集部に入る前の表現のスタイルに戻っていた。
伝えたいことは、いつでも自分の身丈より大きく、
いつでも自分の口や手から溢れ出る言葉が十分に繋ぎ合わせられない。
結論を出すには早すぎて、ニオイを醸すことすらおぼつかない。
カボスはカボスで、デン、と鎮座して私を見ている。
雨と風の中で、微動だにせず、堂々と、見ている。
私はその様子を、またもやうまく切り取れない。

カボスも成っていました。

ハッカの花も咲いていました。
昨日は気付かなかったのに。

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カボス(学名:Citrus sphaerocarpa)
ミカン科ミカン属
ユズの近縁種。枝には鋭い棘がある。雌雄同株の常緑小高木。
果実は緑色のうちに収穫するが、熟すと黄色くなる。
主産地は大分。江戸時代に医者が京都から苗木を持ち帰ったのが栽培の始まりとも。
300年前から栽培されていたとされ、大分県臼杵市には推定200年以上の古木が散財する。
カボスの果汁は、酸味に富むとともに独特の香りを有しており、
刺身や焼き魚などの薬味として、あるいは鍋料理のポン酢や酢の物等の調理に用いられる他、
大分県では、みそ汁、麺類、焼酎などにも風味付けとして加えることも。
ブリなどの魚類の飼料にカボスを加えると、カボスに含まれるポリフェノールの効果で、
切り身の変色や臭みを長時間抑えることができる。
(参考:Wikipedia
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スダチ(学名:Citrus sudachi)
ミカン科ミカン属
ユズの近縁種。枝には鋭い棘がある。果実は緑色のうちに収穫するが、熟すと黄色くなる。
主産地は徳島。日本における収穫量の98%が徳島県で生産されている。
カボスの果汁は、酸味に富むとともに独特の香りを有しており、
刺身や焼き魚などの薬味として、あるいは鍋料理のポン酢や酢の物等の調理に用いられる他、
果汁以外でも、青い果実の外皮部分を薄く切ったり、薬味おろしでおろすなど、薬味として使われる。
薬効として、カボスとの違いは、エリオシトリンやネオエイオシトリンが豊富に含まれること。
エリオシトリンは、脂質過酸化に対する抗酸化作用が発表されており、
ネオエイオシトリンと共にアレルギーや動脈硬化に関与する
リポキシゲナーゼの形成を阻害するとされる。
また、徳島大学の研究チームが血糖値の上昇を抑える効果があると発表したり、
カルシウム九州の促進効果が研究されていたり、まだまだ研究されている。
(参考:Wikipedia
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ニホンハッカ(学名:Mentha canadensis var. piperascens)
シソ科ハッカ属
日本では、換金作物として、安政年間に岡山や広島で栽培が始まった。
水蒸気蒸留によって薄荷油を抽出し、さらにこれを冷却して再結晶させ、
ハッカ脳と呼ばれる複合結晶(主成分はI-メントール)を得る原料に用いられる。
これらは食品用、生活用品、タバコなどの香料として、
また医薬品用としても用いられている。
清涼感がするのは爽快な香りや、多く含まれているメントールの性質によるもの。
(体中にある冷たさを感じる受容体を刺激したり、常温で昇華するため気化熱を奪う)
(参考:Wikipedia
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fallen' love I've been around in your world
and I've seen many things
it was so different from my desire
and time seems flow slower and slower
my best love when I'm talking to you
it would be easy to get a way
my best love when I'm talking to you
it would be easy to get a light
——mabanua "talkin' to you"

2014年8月7日木曜日

20140807:ハッカとメハジキ。



最近、へんな夢を見ます。
絶対にありえないのに、妙に現実的。
子どものときに見た怖い夢ではないのに、
起きた瞬間「あ、夢か、よかった」とホッとするのです。
「怖いもの」は、子どものときと今とでは違うのですね。
舞台となるのは竜巻によって破壊されたアメリカ中部の街。
その被害からもう何年もたつのに、街の復興の兆しさえない。
まるで世界のすべてから見捨てられた場所であるかのように、
ゴミと汚物とがらくたばかりがそこには転がっている。
そこで暮らす人々もまた、ゴミや汚物のようにも見える。
人々はそんな自分たちの姿を顧みる、外側からの視線を持たない。
その意味で、竜巻の被害者でもない。
ただ単に、世界の残滓としての人生を消費していくばかりである。
したがってもはやそこから物語は生まれない。
それらは物語の残りかすだからだ。
だからそこは、ファンタジーの世界とはまったく反対の場所なのだが、
しかし、そのような場所にある種の「無垢」を投入したとき、
一転してそこが物語の壌土となることを我々はよく知っている。
——「Dissolution of the Real 現実崩壊型ファンタジー」(文:樋口泰人)
  『STUDIO VOICE』2002年5月号
足元に雑踏、同じ目線に立ってみると、まるで高いビルディング群。
今日はハッカの足元にある雑草に取りかかってみたのですが、
引いても引いても、ハッカの表情は全く変わることがなかったので、
50センチ四方ほどだけ引いてすぐにやめてしまいました。
他の草花ならば、引くとようやく見えてくるその仲間たちの顔が見えて、
なんとなく救ってあげたような、いいことしたような気分になるのですが、
ハッカは、凛としたモデルたちのように、表情を微動させずにいるのでした。
近くにいると漂うメントールの香り。
モヒートやアブサンをなめたいような気分にさせました。
本当は、足元は、いろんな対立関係があって、整理してほしいのかもしれません。


昨日のアレ、は、メハジキでした。
今日は寝覚めが悪かったのと、草を引きながら眠たくなってしまったのとで、
中途半端なまんま、いろんなところを置き去りにしてしまいました。
ま、そんなこともあるさ。

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ニホンハッカ(学名:Mentha canadensis var. piperascens)
シソ科ハッカ属
日本では、換金作物として、安政年間に岡山や広島で栽培が始まった。
水蒸気蒸留によって薄荷油を抽出し、さらにこれを冷却して再結晶させ、
ハッカ脳と呼ばれる複合結晶(主成分はI-メントール)を得る原料に用いられる。
これらは食品用、生活用品、タバコなどの香料として、
また医薬品用としても用いられている。
清涼感がするのは爽快な香りや、多く含まれているメントールの性質によるもの。
(体中にある冷たさを感じる受容体を刺激したり、常温で昇華するため気化熱を奪う)
(参考:Wikipedia
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メハジキ(学名:Leonurus sibiricus)
シソ科メハジキ属
昔、子どもがこの茎をまぶたに貼って目を開かせて遊んだことから「目弾き]」。
(茎にはトゲがあるので危険!)
全草を乾燥させたものが生薬「益母草(やくもそう)」。
産後の止血、月経不順、めまい、腹痛に。
また、利尿作用があり、急・慢性腎炎水腫に、単独か、いくつかの他の生薬を配合して使う。
血圧降下作用があることもわかっており、高血圧症などにも広く応用されている。
主成分はアルカロイド、イリドイド、ジテルペン、フラボノイド、カフェイン酸、タンニン。
ちなみに、「益母草」は、母の益になる薬草という意味。
中国では古くから婦人役として利用されてきた。
(参考:イー草ドット・コム
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It may be crowded out here but I don't hear no sound but my own
It may be pouring out here but every falling drop of sky is my own
There ain't a thing in the world that'll shoot my dorphins no I'm high on my throne
Them parpies and turds won't have their way with me stoned on ozone
——Deluxe "TO DOOP"

2014年7月29日火曜日

20140729:フジマメ


昨日までハトコたちといっしょに週末から月曜にかけて
吉和でキャンプをしていた甥が帰ってきました。
甥は、うちの家系なのか、どうも出不精。
遊んでいるときにはワァーキャーと騒いでいても、
家に戻るとものすごくテンションが低くなる。
本当は、引き続き親戚の家でお泊まりする予定だったのが、
お疲れがピークに達したのでしょう、
とにかく、突然に帰ってくることになったのです。
…となると、いきなり頭を悩ますのが「今日のごはんは何にしよう」。
悩んでいるときに目に飛び込んできたのがこの紫の豆でした。

甥がいるときにごはんを作るときのポイント。
色が鮮やか。口あたりが馴染みやすい。できれば味はシンプルに。
こんな紫のキレイなものがお皿に並んだら、
ちょっとびっくりするだろうし、気をひくだろうし、
食べはしないかもしれないけど話のネタになるよなぁと思ったのでした。
名前はフジマメ。


先生によると、昔は食べるところもあった、とのことで、
どうやら食べられないわけでもないらしい。
ま、でも今回は諦めて、写真だけにいたしました。
その代わりに、先生がソウメンカボチャをくれました。
今、薬草園で実がゴロゴロと転がっています。

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フジマメ(学名:Lablab purpureus)
マメ科フジマメ属
熱帯、亜熱帯の地域で、食用や家畜の餌として栽培される。
若い莢を天ぷらや和え物、汁の実にして食べる。
種子は熟したもの、若いもの、双方食べられる。
(参考:Wikipedia
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ボクが随分素早く汽車から降りたタメ雲を焦がしたくらいさ
梶井基次郎の檸檬の中に出てくるような街の中は
埃っぽい匂いが立ちこめる通り雨の後で
また鳴きだした蝉の声響く路地は駒絵と化したかのよう
遠くから聞こえる祭囃子 背筋を伸ばした向日葵
横をすり抜ける少年の 飛び越す水溜りを跨いでから
ちょうどそこの過度を曲がる 僕の視界に飛び込むのは
どこか大人びた君と モコモコと ソフトクリームのような入道雲
——かせきさいだぁ "じゃっ夏なんで"

2014年7月28日月曜日

20140728:ハス


薬草園のプレハブのすぐ近く、
ゴチャゴチャと道具やなんやらが置かれてある辺りを無視して、
見通してみると、すっと立つハスの蕾。
ハスの大きな緑の葉に囲まれて、
1本だけがハッとするような芸術的なピンクで、
思わずほぅっとため息がこぼれました。

テスト、テストの日々が始まりました。
席に座って始まりを待っていると、あちこちから話が聞こえます。
「あのテストは不公平だ。情報がなさすぎる」
「あれってさ、結局なんだったの」
一度目に大学生だったとき、私もほとんど授業に出ていませんでした。
今は当時を知る友人らに驚かれるくらいの皆勤賞。
全部出た、ということが誇らしくもあるけど、
私はあちこちからの話と真逆で、テストを受けることで、
先生が本当に伝えたかったことがわかっておもしろかった。
どんな話も、もしかしたらわかりにくくてつまらないこともあるけど、
それでも通底する流れがすっと立って、深くわかって、花が咲く。
そのことがやっとわかる年齢になって、
すぐにできてしまうことは、おもしろくなくなってしまいました。
でもやはりそれは、ちょっと孤高すぎるのでしょうか。

今はまだ、1年生の前期。
はー、私はいつまで続けられるのだろう。


これは、栄養学科の1年生が育てているスイカ。
やっと実がなったと思ったら、直径がほんの4cmほどの。
小さくてかわいい。
でもまだまだ。
もうひとつ、ちゃんとなるかな。

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ハス(学名:Nelumbo nucifera)
ハス科ハス属
アジアの多くの国の国花となっている。
仏教では、西方浄土の極楽は神聖な蓮の池と信じられているため、
寺の境内いハス池をつくって植えるようになった。
多くの仏典に「蓮華」の名で登場し、仏像の台座にもこの形がよく使われる。
原産地はインド亜大陸とその周辺。地中の地下茎から茎を伸ばし水面に葉を出す。
茎には通気のための穴が通っている。葉は円形で葉柄が中央につき、撥水性があって水玉ができる。
薬用部分は葉、雄しべ、果実、種子。
生薬名はそれぞれ、「荷葉(かよう/葉)」「蓮鬚(れんしゅ/雄しべ)」
「蓮実(れんじつ/果実)」「蓮肉(れんにく/種子)」。種子は多量のでんぷんを含む。
関節痛によいほか、下痢止めや強壮薬にもなる。
(参考:季節の花300Wikipedia/『原色薬草図鑑 I』p.54
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スイカ(学名:Citrullus lanatus)
ウリ科スイカ属
果実は園芸分野では果菜(野菜)とされるが、
青果市場での取り扱いや栄養学上の分類では果物と分類されている。
薬用部分は果実、果皮、種子。
生薬名はそれぞれ「西瓜(せいか/果実」「西瓜皮(果皮)」「西瓜仁(種子)」。
果実に果糖、ブドウ糖、種子にククルビトールなどを含む。
西瓜は急・慢性腎炎、小便不利、水腫などに役立ち、
果実をとろ火で煮詰めた西瓜糖を服用する。
(参考:Wikipedia/原色薬草図鑑 II』p.110
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Say my name
Sun shines
through the rain
A whole life so lonely
And then come and
ease the pain
I don’t want to
lose this feeling
——Bangles "Eternal Flame"

2014年7月24日木曜日

20140724:ギンブロウ


今朝、甥に水について説明しました。
水がどうして沸騰するのか、水の平衡状態についてとか。
自分がちゃんとわかっているかどうか確認するのに
ときどき甥を利用させてもらっています。
甥は今、小学2年生。
多少のことは理解してくれるけど、
専門用語なんか、当たり前にわかりません。
水のことを絵に書いて物語を考えるみたいに説明しながら、
ついつい、別のことに頭が向かっていきます。
カタチは物理やら化学で説明できるんだろうな、
もっとようわかったら説明できたらかっこいいやろな。
そういえば、昨日は甥が、蚊の雄と雌について、とか、
季節ごとの蚊の違いについてしっかり教えてくれました。
お返しに、蚊は吐いた息に寄ってくることを教えてあげました。

私がいつぞやに蒔いたギンブロウは、順調に育っています。
ただ、最近は暑すぎて、どうも弱ってきているようにも見えないことはないですが。
ちょうど先週には、ツルを巻くための「柱」も立ちましたよ。
ツルは、どうして何かにしがみつきながら伸びていくんでしょう。

これ↑は先週の写真。
今は、これより大きくなっています。

これ↑は今日。
ツルが伸びてきています。

昨日のわからない花について、名前を教えてもらったけど、
早くも忘れてしまいました。

先生が言っていた名前とはかなり違うし、
どうもどんな写真を見ても一致しないんだけど、
カワミドリに近いのかなー。
また聞いてみます。

テストが始まりました。
レポートもいっぱいあります。
今日は水まきだけと侮っていたら、
蚊に大量に刺されてしまった。
ゲンナリです。

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ギンブロウ(学名:Phaseolus vulgaris)
マメ科
特に品種としての固有名はなく、一般にギンブロウと呼ばれ、
それぞれの家単位で個別に採種されている。
特定の地域で隔離栽培に近い状態で長年にわたって栽培採種されているため、
品質的には純粋な品種といってよいと考えられる。
(参考:「地方品種をめぐる2」西悦子著)※PDF
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解決じゃなくて忘れさすだけで
事実は消えずに鎖になって巻き付く
今日の記憶だけ返すわ
教えて、記憶はどこへ消えた
暗くなる世界にひとり取り残された
はじけた音の粒が鼓膜に貼り付いて
私の記憶をしらっとしてかき混ぜる
——daoko "UTUTU"

2014年7月22日火曜日

20140722:オリーブ


昨日から、甥が高知から夏休みを過ごしにやってきました。
とは言っても、ほとんどは母方の親戚のところでお世話になるので、
私はときどきごはんを作るのみ、なんですが。
今日は親戚のおうちで双子姉妹と対決をしたらしく、
疲れてかなりテンションが低い甥を引き連れてきましたよ。

いっしょに回っていると、喜ばしたろ、とサービス精神がムクムク沸いて、
ついついいつもと違うものに目がいきます。
ソウメンカボチャやブルーベリーを眺めたのち、トマト、オリーブ、
実はもうないけど、桃、ナス。
そして、実がてんこ盛り気味のイチジク。
ま、疲れ&蚊との格闘により、
残念ながら、甥のテンションは下がる一方でございましたが。

この顔は、早くゲームをしたい顔ですね。はいはい。

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オリーブ(Olea europaea)
モクセイ科オリーブ属
地中海地方原産。葉が小さくて硬く、比較的乾燥に強いことから
スペインやイタリアなどの地中海地域で広く栽培されている。
多くの品種では自家受粉できない。DNAが同一の花粉には反応せず、
実をつけないことが多いため、オリーブは2本以上隣接して植えたほうがいいとされる。
薬用部分は果実。熟した果実を採取し、絞ってオリブ油(日本薬局方)を得る。
オレイン酸のグリセリドなどを含む。
注射薬浴剤、軟膏基剤、皮膚塗布用、浣腸用、擦剤原料、
化粧用として香油、頭髪油、石けん原料などに用いられる。
未熟の果実を採取して食用にも。また、オリーブ油は食用油として用いる。
(参考:Wikipedia『原色薬草図鑑コンパクト版14(北隆館)』p.31

2014年7月16日水曜日

20170716:オニユリ


オニユリがおとついくらいから花開いています。
近寄ってみると、雨の中、アリがせっせと作業中でした。


オニユリが咲いたのを見ると、
みなさん、花よりも「ムカゴもいいなー」と呟くのがおもしろい。
ちなみに、以前、シャクヤクのところでも書いた
「立てばシャクヤク、座ればボタン、歩く姿はユリの花」という
古からの美人のたとえにもユリは登場します。
これらは全て婦人病の薬草。
姿形を模しただけじゃなく、
これらを薬草として用いると美人になるという意味もあるとか。

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オニユリ(Lilium lancifolium)
ユリ科ユリ属
花びらに黒い斑点が目立つ。花の色や形から赤鬼を連想させ、「鬼百合」に。
ムカゴは、茎や葉の付け根などにできる、養分をためた小さなかたまりのこと。
薬用部分は鱗茎で、生薬で「百合(ひゃくごう)」という。
有効成分は、多量のデンプン、タンパク質、脂肪、ビタミンCなど。
鎮咳、鎮静、滋養、強壮、解熱、利尿薬として用いる。
(参考:Wikipedia季節の花300/『広島県の薬草(中国新聞社/神田博史著)』p.52)

2014年7月3日木曜日

20140703:アマドコロ



「アマドコロ」とは「甘野老」と書くらしい。
ヤマイモの一種にある「野老」というのは苦いのに、
よく似たコイツは甘いぞ、ということなんだとか。
ごめんなさい、「アマドコロ」と聞いて「雨処」だと思ってました。
だから、雨の日に撮ろうって決めてもいたんですけど。
食べられる、というのも驚きでした。
だって、花も白いのがチョンチョンっと、
ちょうどちっちゃい白い靴下が干してあるみたいに咲いてかわいいんです。
見た目がいいものって、毒のあるものが多いイメージ。
毒はなくてもあんまり食べたりしないイメージ。
見た目が麗しくないから美味しいはず、とか、実用的なはず、とか。
かなり勝手な印象で見てしまっているんですね。


さて、これはトウキ。
薬草園に入ると、まず気になるのがセロリっぽい匂い。
それが、トウキの匂いです。
私の家でせっせと挿し木実験をしていますが、
根っこは出たものの、そこから元気がどんどんなくなってきました。
先生曰く「根っこが出るというのと、植物体として成り立つのとは違う」と。
でも、先生の研究室に行くと、
トウキの葉っぱをいっぱい水に挿してあるのを見つけました。
先生もトウキが挿し木にできるのか興味津々の模様。

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アマドコロ(Polygonatum odoratum)
クサスギカズラ科アマドコロ属
同属のナルコユリとよく似ているが、アマドコロの茎には6本の稜があり、
触ると少し角張った感じがする。(ナルコユリの茎は丸い)
茎や根茎には甘みがあり、山菜として食用にされる。
根茎は特に晩秋が旬とされ、天ぷらにすると美味。
根茎を乾燥させたものは玉竹(ぎょくちく)または萎蕤(いずい)という生薬。
滋養強壮に効果があるとされるが、民間薬的なものであり、
伝統的な漢方方剤ではあまり使われないし、日本薬局方にも収録されていない。
(参考:Wikipedia


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トウキ(Angelica acutiloba)
セリ科シシウド属
薬用植物としても栽培される。
根は血液循環を高める作用があり、充血によって生じる痛みの緩和に有効。
日本薬局方では「生薬トウキ」の基原植物は、
トウキおよびホッカイトウキとされる。
四物湯、当帰芍薬散、当帰建中湯、補中益気湯、紫雲膏、当帰湯などの
漢方方剤に使われる。
(参考:Wikipedia

2014年7月1日火曜日

20140701:実っております。



前々からモモは狙っていたのです。
立派でしっかり大きなのが、
ゴロリ、ゴロリ、ゴロリ、ゴロリ、成っていたので。
ほとんどは助手さんが採って行かれたらしいのですが、
私もひとつ、いただきました。
先生曰く「小振りやけど、意外となかなか甘いモモ」らしい。
まだいただいてはおりませんが、うふうふ。

本題はキュウリ。
先生が「ま、試しに1本洗って食べてみんさい」と言うので、
まだ15cmの大きさにもなっていなさそうな
小さなキュウリをかじってみたら、
なんとまぁ、味の詰まっていること。
こんなキュウリ、食べたことないですけど。
キュウリって、こんな濃い味のんもあったんですね。
みずみずしくて味の淡白なのがキュウリだと思っていました。
こんなに甘くて味がギュッと濃いのは、
一度食べると忘れられないでしょうね。
「キュウリなんて、そんな家庭菜園みたいなの、うちにはカンケーない」
などといつもスカして通り過ぎていましたが、
もう足を向けて寝ることすら許されないくらいの気分です。
キュウリ万歳。
なんていう品種なのかは聞き忘れました。
そうとう迂闊でございます。



上は、ハマナス。
下はカキ。
カキはまだまだこれからですね。

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キュウリ(学名:Cucumis sativus L.)
ウリ科キュウリ属/つる性一年草
キュウリの呼称は、漢字で「木瓜(今はボケの花を指す)」
または「黄瓜」と書いていたことに由来。
つまり、古くはしっかりと完熟させて食べていた。
その味については、たとえば徳川光圀「毒多くして能無し。植えるべからず。食べるべからず」、
貝原益軒「これ瓜類の下品なり。味良からず、かつ小毒あり」と、
はっきりと「不味い」と記している。
現代の姿になるまでには、品種改良がしっかり成された経緯がある。
私たちが食べているキュウリの姿はまだ未熟な実で、熟したものは黄色に。
日本には平安時代、シルクロードを経てやってきた。
(参考:Wikipedia

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モモ(学名:Amygdalus persica L.)
バラ科モモ属/落葉小高木
実は7月〜8月。
春に五弁または多重弁の花を咲かせ、夏には水分が多く甘い球形の果実を実らせる。
花は3月下旬から4月上旬、実は7月から8月に。それぞれ、春と秋の季語でもある。
実が食用として広まったのは明治時代。甘味の強い水蜜桃系が輸入されて以降のこと。
平安から鎌倉時代にかけては、食用というより
祭祀用途や薬用、観賞用として用いられることのほうが多い。
「もも」の語源には諸説あり、「真実(まみ)」から転じたとする説、
実の色から「燃実(もえみ)」から転じたとする説、
多くの実をつけることから「百(もも)」とする説などがある。
※葉は薬用として、あせもなどの皮膚の炎症に効くとされる。(20140808追記)
(参考:Wikipedia

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ハマナス(学名:Rosa rugosa Thunb.)
バラ科バラ属/落葉低木
夏に赤い花を咲かせる。根は染料などに、花はお茶などに、果実はローズヒップとして食用に。
海岸の砂地(浜)に生え、果実がナシに似た形をしていることから「ハマナシ」と名付けられ、
それが訛ったカタチで「ハマナス」という名になった。
果実は親指ほどの大きさで赤く、弱い甘みと酸味がある。芳香は乏しい。
ビタミンCが豊富で、健康茶などの健康食品として市販される。
(参考:Wikipedia

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カキノキ
カキノキ科カキノキ属
落葉樹。
熟した果実は食用、幹は家具材、葉は茶の代わりにもと、
とにかく生活に密着している。
果実にはタンニンが多く含まれ、柿渋は防腐剤としても。
葉にはビタミンCやK、B類といったミネラル分フラボノイドなどが多く含まれ、
血管を強化する作用や止血作用を持つとされるため、
お茶は、民間療法に古くから使われており、
また、近年では花粉症予防にも有効とされ、サプリメント等に加工され商品化されている。
その殺菌効果から柿の葉寿司などにも利用される。
生薬名は「柿蔕(してい)」。
(参考:Wikipedia