ラベル 種子 の投稿を表示しています。 すべての投稿を表示
ラベル 種子 の投稿を表示しています。 すべての投稿を表示

2014年10月29日水曜日

20141029:トウゴマ。

トウゴマは、そのトゲトゲしい実を縮小させながらも、
未だに毒々しく鮮やかな赤い花をつけているのでした。
でも、この奇妙なビジュアルは、嫌いではないのです。

このトウゴマの種子から抽出されるタンパク質リシンは猛毒。
推定の最低致死量は体重1kgあたりたったの0.03mg。
服用するとリシン分子のサブユニットのひとつが
rRNAの中枢配列を切断する酵素として機能し、
体内でのタンパク質合成が停止、
それが全身に影響していくことによる仕組みで、
服用後10時間程度で毒作用が生じるとのこと。(Wikipedia

でも、多くの毒草とされるものが、
必ずしも毒草としてのみ扱われてはいません。
チョウセンアサガオやマオウだって、薬として活躍しているし。
なんとなく刹那的で、先生の話の中で一番好きな話のうちのひとつです。

--------------------
トウゴマ(学名:Ricinus communis)
トウダイグサ科トウゴマ属
原産は東アフリカと考えられているが、現在では世界中に分布している。
薬用部位は種子。漢名で「蓖麻子(ヒマシ)」という。
種子にはヒマシ油が40〜60%含まれていて、
そのヒマシ油にはリチノレン、リチニンなどが含有され、下剤作用がある。
(参考:イー薬草ドットコム

2014年10月16日木曜日

20141016:お茶会という名の。

3年生女子2人とオガタと私と先生とで
(栄養学科の人も2人いたけど、時間がなくなって帰ってしまった)
ハブソウとエビスグサの種を採取してお茶の試飲。
薬草マイスター講座に参加している受講生の方々は
当然のごとく、このエビス茶(ハブソウで作る)や
ハブ茶(エビスグサで作る)のことをよく知っているみたいだけど、
私にとっては初めてのエビス茶、ハブ茶なのでした。

以下、写真たちは全てハブ茶(エビスグサで作る)の様子です。


房から種を取り出す作業。
地味だけど、これが意外とクセになる。
ダベりながら作業しつつ、チョコベビーが食べたくなってしまいました。
この種は、生薬名で「決明子」。
あのケツメイシの名前の由来として有名ですよね。

薬学部の人が多いと、ここではこの有効成分の話になります。
決明子の有効成分はアントラキノン誘導体クリソファノール、
オブツシフォリン、エモジンなど。
下剤として知られているそうで。

表面の光沢が失われるくらいまで煎って、沸かしたお湯にドボン。

色を確かめながら、好みで。

左がエビス茶、右がハブ茶。
色の違いは、煮出した時間のせいだと思います。
ハブ茶のほうがクセがなくて飲みやすい気がしたけど、
味も、煮出した時間の影響がかなりありそう。
実験失敗です。

↓上:エビスグサの葉(8月の写真)、下:ハブソウの種。

探したらエビスグサの種もハブソウの葉も写真が出てきそうですが。

--------------------
エビスグサ(学名:Cassia obtusifolia Linn.)
マメ科カワラケツメイ属
葉が黄色になるころ、熟して茶褐色となった果実をよく乾燥させ、
中から種子を集めてさらに乾燥させたものが、生薬「決明子(ケツメイシ)」。
『本草綱目』によると、便通をととのえ、便通をよくして、
目の回りの充血を取ることによって、目がはっきりと見えることが「決明子」の由来。
他に、『神農本草経』にも収載されている。
有効成分はアントラキノン誘導体クリソファノール、オブツシフォリン、エモジンなど。
薬効は非常に広範囲で、便秘、慢性胃腸炎、消化不良、胃拡張、胃下垂、
胃酸過多、胃アトニー、口内炎、黄疸、じんましん、腎臓病、腎盂炎、脚気、
糖尿病、膀胱カタル、婦人病、神経痛、眼病などに効果があることが知られている。
(参考:イー薬草ドットコム

2014年10月11日土曜日

20141011:ようけとれました。



いよいよ芋の収穫。
栄養学科は11月の頭に収穫祭を予定しているそうで、
ちょっと早いけど、芋の様子をうかがってみたのでした。
これは、先生が植えていた芋。立派です。


これは先生のより10日ほど前に植えていた私の芋。
もっと立派。というか、芋ってこんな形だったっけ…?
比較するモノをいっしょに写さなかったことに後悔。
これ、片手で持つのはけっこうたいへんなくらいの重量なのです。

生物の教科書的に言うなら、サツマイモは窒素固定細菌と共生して
窒素固定が行えるために、痩せた土地でもしっかり育つとのこと。
むしろ、過剰に水や肥料を与えないほうが甘みの凝縮した芋になりそう。
こんなに大きくなってしまった芋の味はどうでしょう。
でも、たぶん、この芋は高知にいる甥と、私の父の口に入ることになるのでしょう。

これはピーナッツ。まさに鈴なり。
こないだまでキイロのかわいらしい花を咲かせていて、
葉っぱの感じとマメ科であることから、
私は完全に、エビスグサだと勘違いしておりました。
(イヤに背が低いなぁとだけ思っていました)
土を掘ってみると、中にマメがコロコロ。
これも、根粒菌といっしょに生きていたのですね!

今日は他にも、トマトやナス、ソウメンウリ、
間引いたダイコンとカブの葉っぱをゲット。
その代わりに、ハクサイとニンニク、キュウリ(秋穫れのもの)を植えました。
また収穫のころが楽しみです。

そういえば、こないだ薬学部の3年生が薬草園に遊びにきて、
雑草の集団を見回しながら「どれが薬用植物ですか?」と言っていたけど、
いやいや、どれも、薬用植物です。
どれもがちゃんと薬用植物だと崇めてもらえるように、
やっぱりきちんと整理整頓しておこう。
いらんもんはきっちり刈り取っておかねば、と気を新たにしたのでした。
それに、栄養学科のために、と、先生は野菜をせっせと植えていますが、
野菜にすら、薬効のあるものは多くあるんですね。

--------------------
サツマイモ(学名:Ipomoea batatas)
ヒルガオ科サツマイモ属
デンプンが豊富でエネルギー源として適しており、
単位面積あたりのカロリーベース収量は、コメを上回る。
ビタミンCや食物繊維、カルシウムを多く含み、加熱してもビタミンCが壊れにくい。
その一方で、タンパク質の割合が低いなどの理由から、
サツマイモばかりを摂取しても栄養失調に陥ることがある。
薬効としては、ビタミンCから、風邪の予防、シミ、ソバカス。
食物繊維(セルロース)の豊富さと、含有されているヤラピンという緩下成分から便秘解消にも。
また、黄色種のサツマイモに含まれるカロチンは体内でビタミンAに変換され、
夜盲症の予防や視力の低下を防ぐ効果もいわれている。
その他、すりおろしてガーゼに塗って湿布するとビタミンがしもやけに効果的。
あるいは、サツマイモの粘り気に含まれるビタミンKには血液凝固の作用もあるなど。
(参考:野菜の効能辞典健康で免疫力を高める食べ物・栄養食品効果効能ナビ
--------------------
ラッカセイ(学名:Arachis hypogaea)
マメ科ラッカセイ属
主に食用として。ラッカセイ、ピーナッツとして有名。
沖縄ではジーマーミと呼ばれ、沖縄料理のひとつであるジーマーミ豆腐などにも使われる。
脂肪分が多いだけでなく、ビタミンEやビタミンB1、カリウムやマグネシウムなど。
また、薄皮の部分にはレスベラトロールというポリフェノールが含まれており、
抗酸化作用の他、アンチエイジング効果や美容効果などで注目されている。
薬用部分としては、種子が生薬名で「落花生」、地上部が生薬名で「落花生枝葉」。
種子の脂肪油に含まれるオレインやアミノ酸類、ビタミンにより、
各種出血症に治療に効果がある。
(参考:JAむなかたホームページ『原色薬草図鑑』北隆館

2014年10月9日木曜日

20141009:番外編。湧永製薬の薬草園2。


たくさん、たくさん撮ってきたので、続きです。
見学実習で湧永製薬に行っていた女の子に薬草園のことを聞くと、
「うーん、お花はなかった」とのことでした。
 でも、こんなにもたくさん咲いていましたよ、ということで。
(もしかしたら、中まで入らなかったんだろう)

これはシオン。
春顔負けの勢いで咲き乱れております。
虫たちも、カラダにしっかりと花粉をなすりつけているのです。


上は、クロバナヒキオコシ。下は、ヒキオコシです。
クロバナヒキオコシ、とはいいながら、
本当のクロバナヒキオコシと違って濃い桃色。

弘法大師が一人の行者が倒れているところに行き当たり、
すぐ近くにあった草をしぼって、その汁を口に含ませたところ、
その行者がたちどころに元気を取り戻して旅を続けられた、
という故事から「ヒキオコシ」という名に。
(苦すぎて目が覚めた、という説も)
別名の「延命草」も、同じ由来です。
小豆島のとある寺院では、数百年も前からヒキオコシを栽培し、
全草のエキスで作った薬を腹痛や胃痛、食あたりなどの治療に用いたとか。
以上、「イー・薬草・ドットコム」より。

よく見ると、淡い紫。
色が濃いものよりも、白いほうがパターン柄にはいいですね。

まだまだ若いノゲイトウも。
レモンバームの陰に咲いていました。

あとは、名前がわからないのですが、




こんなにも。
最後のは、薬用でなく、園芸のコーナーに。
黒い葉、というのは、アントシアンがすごくたくさん、
ということなのでしょうか。
だとしたら、目によさそう…?

--------------------
シオン(学名:Aster tataricus)
キク科シオン属
薬用部位は根と根茎。生薬名は「紫苑(シオン)」。
特異なにおいが特徴。なめると、甘い味からだんだんと苦みに。
有効成分はサポニン。気道粘膜の分泌促進により、痰が出やすくなる。
その他、利尿作用も。漢方方剤には、桔梗や百部、荊芥とともに、止嗽散として。
また、薬理実験にて、紫苑に含まれる成分に、
エーリッヒ腹水がんに対する抗ガン作用があることが認められている。
(参考:イー・薬草・ドットコム
--------------------
ヒキオコシ(学名:Rabdosia japonica)
シソ科ヤマハッカ属
薬用部位は全草。生薬名は「延命草(エンメイソウ)」。
苦み質として、プレクトランチン、カウレン系のジテルペン、エンメイン、
イソドトリシン、ラブドシイン,オリドニン、トリコドニン、ポニシジンなど。
これらは、抗菌作用、抗腫瘍作用が期待できる。
消化不良、食欲不振、腹痛などに。
(参考:イー・薬草・ドットコムやなぎ堂薬局ホームページ
--------------------
ノゲイトウ(学名:Celosia argentea L.)
ヒユ科ケイトウ属
薬用部位は種子。生薬名で「青葙子(セイショウシ)」。
秋に集めて日干ししたものを用いる。成分中に脂肪油などを含んでいる。
青葙子には、血圧を下げる作用があり、高血圧のほか、目の充血にも。
(参考:久光製薬ホームページ『原色薬草図鑑』北隆館

20141009:番外編。湧永製薬の薬草園。

今日は薬草園を飛び出して、思いつきのまま湧永の薬草園に。
せっかくなので、薬草園ではなかなか見かけないものを。


ヘビが口を獲物を見つけて口を開いたみたいなコレは、
メドウ・クラリー(または、メドーセージ)。
原産地の1つであるパラグアイの先住民グアラニ族に由来する
「サルビア・ガラニチカ」という名が正式。
サルビア、と言われたら、なんとなく親近感がわくのではないでしょうか。
赤いサルビアはよく園芸用で学校の花壇などに植えられているし、
小学生のころは花壇に忍び込んで、花びらを抜き取って、
その奥の蜜を吸ったものでした。
甘いのがうれしい、というよりも、
花びらをうまく抜き取れるかどうか、
たくさん蜜が詰まっているものを抜き取れたかが重要。
それに、おいしそうに見えない赤々とした花の蜜が
意外とおいしい、ということがうれしかったのだと思います。

あまりに異なる「メドーセージ」という呼び名は、
日本へ輸入されはじめたころ、
流通業者が間違ってなづけたためと言われているそうです(Wikipedia)。
ついでに、花言葉は「幸せな家族」「全て良し」「普遍愛」。
とてつもなく楽観的なのでした。

花びらが落ちたあとの萼の様子。
これも、なんか趣あり。

サラシナショウマです。
ブラシのように細かく咲いた白い花。
ちょっと幻想的です。
食用ならば春先に、1〜2日間、小川の清流などで
しっかりさらしてアク抜きをして茹でて、おひたしなどの山菜料理に。
この「しっかりさらす」というところから、「晒し菜升麻」なんだとか。

近くの札には「カワラサイコ」とありましたが、これは違うもののよう。
これは何だろう。セリ科だろうけど…?

--------------------
サルビア・ガラニチカ(学名:Salvia guaranitica)
シソ科アキギリ属
薬用部分は葉、種子。食欲不振に内服、眼病に外用で。
学名の「salvia」は、ラテン語の「salvare(=治療)」から。
(参考:湧永製薬薬草園の立て札より)
--------------------
サラシナショウマ(学名:Cimicifuga simplex)
キンポウゲ科サラシナショウマ属
薬用部位は根茎。生薬名は「升麻(ショウマ)」で、日本薬局方にも。
有効成分は、フェノールカルボン酸、フェルラ酸、カフェー酸、四環性・トリテルベンなど。
単独で用いられることは少なく、漢方処方で発汗、解熱、解毒薬として配合される。
(参考:イー・薬草・ドットコム

2014年9月24日水曜日

20140924:結実。

おひさしぶりのギンブロウ。
しばらく注目していないうちに、花が咲くまでになっていました。
それにしても、種をまいてからもう2〜3か月くらいになるのに、
やっと、という感じ。
マメ科らしい、妖精みたいな花がついていました。
この夏は、雨が降らなかった期間もけっこう長くて、
その間にほとんどのギンブロウはヘタってしまいました。
ここは早いうちに蔓のための柱を立てていたし、
同じ花壇にハブソウが群生していて陰もそこそこあったからでしょうか。


上はナツメ。
下はご存じのカキ。
ナツメはこんなに褐色になりました。

BB(ブリジッド・バルドー)も26歳のときに自殺未遂をしているが
(引退後も何度か未遂の噂アリ)決定的なダメージに至らなかったのは、
より彼女が現世的でリアルな存在だったからだ。
自伝『イニシャルB.B.』には、
したがかで感受性の強い一人の女が描かれているが、
人生という長い道程を歩き続けるには、
ある種の開き直りとふてぶてしさが必要なのだ。
——『花椿』2001年9月号「宇宙の気持ち」文:小田島久恵

実りの秋ですね。
早期体験学習もいよいよ終了。
あさっては全学の一年生が集まったところでプレゼン。
そして、夏休みが終わるのです。

--------------------
ギンブロウ(学名:Phaseolus vulgaris)
マメ科
特に品種としての固有名はなく、一般にギンブロウと呼ばれ、
それぞれの家単位で個別に採種されている。
特定の地域で隔離栽培に近い状態で長年にわたって栽培採種されているため、
品質的には純粋な品種といってよいと考えられる。
(参考:「地方品種をめぐる2」西悦子著)※PDF
--------------------
ナツメ(学名:Ziziphus jujuba var. inermis)
クロウメモドキ科ナツメ属
薬用には種子を使う。種子を日干しにしたものは生薬名を大棗(タイソウ)といい、
または、暗褐色なので黒棗(コクソウ)ともいう。
夜露に当てて翌日日干しにしたものは、赤いので紅棗(コウソウ)。
緩和、強壮、利尿、鎮痙、鎮静などに応用される。
とくに、緊張による痛みや急迫症状、知覚過敏などの症状を緩和して、
他の薬物の作用を穏やかにするため、他の生薬と配合した漢方薬が多い。
(参考:イー薬草ドットコム
--------------------
カキノキ
カキノキ科カキノキ属
落葉樹。
熟した果実は食用、幹は家具材、葉は茶の代わりにもと、
とにかく生活に密着している。
果実にはタンニンが多く含まれ、柿渋は防腐剤としても。
葉にはビタミンCやK、B類といったミネラル分フラボノイドなどが多く含まれ、
血管を強化する作用や止血作用を持つとされるため、
お茶は、民間療法に古くから使われており、
また、近年では花粉症予防にも有効とされ、サプリメント等に加工され商品化されている。
その殺菌効果から柿の葉寿司などにも利用される。
生薬名は「柿蔕(してい)」。
(参考:Wikipedia
--------------------


--The Four Seasons "Sherry"

2014年9月22日月曜日

20140922:いがいが。


春の間からすでにとんがっていたチョウセンアサガオ。
白く優雅そうな花を咲かせるようですが、
花を見ることなく、実が熟していました。
これは6月ごろの姿。すでに痛そう。

今日は、薬草園で作業をしていた人が多く、
私が「この実はなんですか?」と聞きまわっていたら、
おもしろい話を教えてもらいました。

1800年ごろ、世界で初めて全身麻酔薬を創製して乳がん手術に成功したのは、
紀州の外科医、華岡青州という人でした。
彼は、和漢古今の本を読みあさって、山から草根実を採取し、
空地に薬草を栽培して、鳥や動物で薬効を試すのみならず、
自分のカラダ、母のカラダ、妻のカラダでも薬効を調べたようです。
その結果、母は死に、妻は中毒で失明したとか。
恐ろしい話ですが、これらの実験から、
「通仙散」という麻酔薬が誕生したとのこと。
これには、チョウセンアサガオの花、葉、味、ヤマトリカブトなどの根塊、
ヨロイグサの根、トウキの根、センキュウの根茎、テンナンショウの根茎が
それぞれ配合されています。
通仙散よりも先に、チョウセンアサガオを配合した薬方はあったようで、
それを参考にしながらつくられたこの薬は、
より体内吸収速度を抑えて安全性を高めたものなんだそうです。
以上、『イー・草・ドット・コム』も参照しました。

チョウセンアサガオの根はゴボウとよく似ています。
ただし、ゴボウと違って毒性が強い。
あと、チョウセンアサガオのつぼみはオクラとよく似ている。
もちろん、強力に毒性ありです。
チョウセンアサガオに関する中毒の話は、
ちょっと調べるとたくさん出てきます。要注意ですね。

チョーシにのって写真を撮っていたら、
脇の下やら腕にチクチクするものが。
「先生!、服にいっぱいつくんじゃが、こりゃあ、何じゃろ!」
と作業をしていたおじさまたちと私とで大騒ぎがはじまりました。
「そりゃ、ゴボウじゃが」と先生。
ゴボウは根っこをいただきます。
根っこばかりを見ているので、まさかこんな風貌だとは気付かないのです。
ゴボウの茶色部分に栄養素が多く含まれるので、
洗いすぎないことがポイント。

先日「これはなんだろう」とウヤムヤにしていたのは
猛毒・リシンの元であるトウゴマでございました。
こちらもいがいがとしています。

先生の話によると、毒を調べて薬草につなげることが多いとのこと。
それは、毒が代謝に直結するからだし、
その要素を何らかのカタチで薄めたり、中和させることで
カラダのどこかを補ってくれる薬になる。
一番最初に、先生の講座を受けたときに聞いた話ですが、
私はなぜかちょっとワクワクしながら、
話がストンと腑に落ちるのを感じたのでした。

--------------------
チョウセンアサガオ(Datura metel/L.)
ナス科チョウセンアサガオ属
葉や花をみると確かにそうなのだが、ナス科だったとはちょっと意外。
仏様が説法するときに、天から降りてきて人の心に喜びを感じることができる花、
という意味で梵語から「マンダラゲ(曼荼羅華)」との異名もある。
日本には17世紀末ごろに伝来。園芸用には「ダチュラ」の名で流通している他、
「キチガイナスビ」とも呼ばれている。
一年草で、夏から秋にかけて漏斗状の白い花を咲かせる。
果実は球形。短いとげが多数付いており、
熟すと割れて、中に入っているたくさんの種子を飛ばす。
有毒部分は花または全草、種子、葉。全草にトロパンアルカロイドを含み、
日本薬局方では毒薬に指定されている。
副交感神経抑制作用、中枢神経興奮作用がある。
現在ではアトロピン、スコポラミンの抽出原料とされている。
(参考:Wikipediaイー・草・ドット・コム/『原色薬草図鑑』北隆館P77)
--------------------
ゴボウ(Arctium lappa L.)
キク科ゴボウ属
ユーラシア大陸原産で、縄文時代か平安時代に日本に伝わったといわれる。
食すようになったのは江戸時代から明治にかけて。根や葉を食用とする。
花期は6〜7月。紫色のアザミに似た、トゲのある花を咲かせる。
ゴボウにはポリフェノールであるクロロゲン酸が豊富に含まれている。
このクロロゲン酸はゴボウを水にさらしたときに出てくる茶褐色の成分で抗酸化作用がある
そのため、皮をむかない、水にさらさずすぐ調理する、大きめにゴロンと切る、
というのがゴボウ調理の三大新常識となっている。
その他、食物繊維、特に、イヌリンを主体とする水溶性食物繊維が豊富。
薬用部分は葉(牛蒡葉=ゴボウヨウ)、種子(牛蒡子/悪実=アクジツ)、根(牛蒡根=ゴボウコン)。
牛蒡根は発汗利尿作用に、悪実は浮腫、咽頭痛、解毒に。
乳腺炎に、種をそのまま食べるか煎じる使用法も有効として民間に口伝えで知られる。
繊維質が豊富なことから、便秘予防にも。
試験管レベルの実験では、酸素状態の悪い大腸がんの細胞に対して、
選択的に倍加した毒性を発揮する性質があるともされるが、
大腸がんや直腸がん予防に効果がある、というのは正確ではない。
(参考:Wikipedia/『原色薬草図鑑』北隆館P123
--------------------
トウゴマ(Ricinus communis)
トウダイグサ科トウゴマ属
種子から得られる油はひまし油として広く使われている。
また、種にはリシンという毒タンパク質がある。
種子は主にリシノリンなどのトリグリセリドを多く含む。
紀元前4000年頃のエジプトの墓所からもトウゴマの種は見つかっており、
また、ヘロドトスや他のギリシャ人旅行者は、ひまし油を
灯りや身体にぬる油として使用していたという記述も。
インドでも、紀元前2000年頃からひまし油を灯りや便秘薬に使っていたという記録があったり、
中国でも数世紀にわたって、内用・外用の医薬品として処方されている。
現在、ひまし油は日本薬局方に収録されており、下剤として使われる。
ただし、猛毒のリシンが含まれているため、使用には要注意。
特に、妊娠中や生理中の女性は使用してはならない。
種子そのものを口にする行為はさらに危険。
(参考:Wikipedia
--------------------

--Suzanne Vega "Tom's Diner"

2014年8月11日月曜日

20140811:ワタ



この暑い最中に、アリたちはせっせと旬の蜜を仕入れるのに必死です。
雑誌のインタビューなどをみていると、
よくバカな記者がバカな質問をしている。
「猪木さんにとってプロレスとは一言で言って何ですか?」
「デーモンさんにとってヘヴィメタとは一言で言って何でしょう」
この手の質問というのはインタビュアーが頭が悪いか、
相手のことをよく調べていないために出てくるのである。
これをやると質問側は一見かしこそうな問いを投げかけたように見えるが、
受け手のほうは困る。
アホな答えをすればアホがばれてしまうし、
本気で考えれば一言でなんか答えられるわけがない。
そういうことを言われた場合、
僕は、
「……愛です」
と答えることにしている。
答えるときに背すじにおぞぞが走り、
体温が三度ほど下がるが、
慣れればどうということはない。
「中島さんにとって、コピーとは」
「……愛です」
「中島さんにとって笑いとは一言で言って」
「……愛です」
「中島さんにとってコモドオオトカゲとは一言で言って」
「……愛です」
というふうに実にはまりのよい使い勝手のよい言葉が「愛」である。
だからビジネスマン諸氏も、
「あなたにとってビジネスとは」
とたずねられたら一言、
「愛です」
と答えるとよい。
——後略
  『ビジネス・ナンセンス事典』中島らも著
全く関係がないのに、せっせと働くアリたちを見ていると、
「愛」について書いた中島らものエッセーが浮かぶのでした。

これは、自分が斜め下から撮ったもの。どうでしょう。
アオイの類の花は、見方を変えればハイビスカスのように華やか。
でもどことなく地味で目立たず、少しうつむき加減でいるくらいで好ましい。
これはアオイ科の中でも、ワタ。
ワタの花がこんなに美しいとは知りませんでした。


さて、奇妙なのはこちら。
ハスは、先日までの私の過剰な感激をヨソに、
次々と花を開いているのでした。
これなんて、もうすっかり花びらもボロボロ。
その真ん中で、つい「テクマクマヤコン…」と呟きたくなるアイツがデン。
宇宙との交信にも使えそうです。
感動が去ってしまえば、心の中の扱いも、こんなふうになるのですね。

--------------------
ワタ(学名:Gossypium)
アオイ科ワタ属
一口に「ワタ」と言っても、ここから先に下位分類がずらりと連なる。
はじめは、アルボレウム(Gossypium arboreum)かと思いました。
俗に和名で「ワタ」というとアルボレウムを指すからです。
でも、花や葉を見るとやはり混乱。どれもとても似ているのです。
もしかしたらナンキンワタ、ヘルバケウム(Gossypium herbaceum)かもしれないし、
一体どれを指すのかわかりません。
花の命は短く、たったの一日。それでも、暑い時期には次々と花を咲かせるのです。
花の後、紡錘形にふくらんだ果実ができ、それが秋にはじけて中からもりっと綿が出てきます。
ナンキンワタなら、薬用部分は種子の毛(綿花)、綿実、根皮(綿根皮)。
原綿はほとんどセルロース。綿実は脂肪油、ゴシポールを含み、
これからしぼった油が綿実油となる。
綿実は催乳薬となり、新鮮な綿根皮ともども通経、陣痛促進剤になる。
(参考:ヤサシイエンゲイ/『原色薬草図鑑』北隆館P209
--------------------
ハス(学名:Nelumbo nucifera)
ハス科ハス属
アジアの多くの国の国花。
仏教では、西方浄土の極楽は神聖な蓮の池と信じられているため、
寺の境内いハス池をつくって植えるようになったとのこと。
多くの仏典に「蓮華」の名で登場し、仏像の台座にもこの形がよく使われています。
原産地はインド亜大陸とその周辺。地中の地下茎から茎を伸ばし水面に葉を出します。
茎には通気のための穴が通っていて、子どもの遊びでもよく使われていたとか。
葉は円形で葉柄が中央につき、撥水性があって水玉ができます。
花は夏の朝に、水面まで花茎を立てて開花。
朝早く開いて、午後3時ごろには閉じる、という行為を3回繰り返し、4日目に散るのです。
泥の中にある根の部分が膨らんでレンコンに。
その他、花、葉、茎、種子も食用になります。
薬用部分は葉、雄しべ、果実、種子。
生薬名はそれぞれ、「荷葉(かよう/葉)」「蓮鬚(れんしゅ/雄しべ)」
「蓮実(れんじつ/果実)」「蓮肉(れんにく/種子)」。種子は多量のでんぷんを含みます。
関節痛によいほか、下痢止めや強壮薬にも。
(参考:季節の花300Wikipedia/『原色薬草図鑑 I』p.54
--------------------

ぼくの心をあなたは奪い去った
俺は空洞 でかい空洞
全て残らずあなたは奪い去った
俺は空洞 面白い
バカな子どもが ふざけて駆け抜ける
俺は空洞 でかい空洞
いいよ くぐりぬけてみな穴の中
さあどうぞ 空洞
——ゆらゆら帝国“空洞です”

2014年8月5日火曜日

20140805:キバナオウギ


このキバナオウギ、というのには、全く馴染みがないのでございます。
小さく、うつむきに咲いた花たちを見ていても、
キイロなのが葉や茎の緑に馴染んで、全く目立たない。
しかも、資料を検索してみても、日本が原産ではなく、
どうやら辛うじて北海道になら自生している、くらいのレベルで、
その他は薬用植物園で例示されている程度のよう。
つまり、あんまりこれにまつわる話が見えてこないのです。
これはどう書いたらええもんかな、というのが正直なところ。
ただ、近づいてじっと見てみると、
その控え目な様子に上品さを感じなくはないのです。
おそらく、根に近いほうの対から花が開くのでしょう。
下の対は、紫で、そのひとつ上がピンク、
そのもうひとつ上がキイロ、といった塩梅。
さらにその上は、まだツボミなのですから。
パステルカラーが涼しげです。

アサガオは、今日の雨でまたうれしそうに咲いていました。

そういえば、今の今まですっかり忘れていましたが、
こないだの土曜日の夜、友だちに誘われて呉のおでん屋での
投げ銭ライブに行ってきたのでした。
その道中、電車の中、街の中、ひどい雨で、
傘を忘れた私はすっかりずぶ濡れになりながら
コンビニに入っては、売り切れた傘を恨めしく眺めるばかりでした。
周りは浴衣だらけ。この日は、花火大会だったのです。
雨に降られて視界は雨粒だらけ。
ドーン、ドーン、という音だけが聞こえるばかりで、私には花火が見えません。
ただ、目の前でいきなり立ち止まった女の子の浴衣が、
このアサガオのような色合いだったことだけを覚えているのです。

昨日写真におさめた花はすっかりしぼんでいました。
で、また、新しいツボミが。

--------------------
キバナオウギ(学名:Astragalus membranaceus Bunge)
マメ科ゲンゲ属
中国西北部原産。日本では、各地の薬用植物園などで標本や見本用に栽培する。
茎は直立、草丈は1mくらい。葉は奇数羽根状複葉で、小葉は楕円状を呈している。
花が地味なためか観賞用として栽培することもなく、また根を漢方処方に配剤する以外、
民間薬として利用することもないため、一般的には馴染みが薄い。
薬用部分は根で、生薬名は黄耆(おうぎ)という。
有効成分はフラボノイド、サポニン、γ-アミノ酪酸(GABA)など。
止汗、強壮、利尿作用、血圧降下等の作用があり、
防已黄耆湯、桂枝加黄耆湯、黄耆建中湯などの漢方方剤に含まれる。
(参考:季節の花300Wikipedia/『原色薬草図鑑 I』p.54
--------------------
アサガオ(学名:Ipomoea nil)
ヒルガオ科サツマイモ属
日本への到来は、奈良時代末期に遣唐使が種子を薬として持ち帰ったことからとされる。
アサガオの種の芽になる部分には下剤の作用がある成分がたくさん含まれており、
生薬名は「牽牛子(けんごし)」と呼ばれる。
中国の古医書『名医別録』では、牛を牽いて行き交換の謝礼としたことがこの名前の由来。
粉末にして下剤や利尿剤として薬用にする。
ただし、ファルビチンやコンボルブリンも含み、
嘔吐や下痢、腹痛、血圧低下を引き起こすなど毒性も強く、素人判断によらないほうがいい。
江戸時代には2度、アサガオブームがあった。
そのときに、形態が多種多様に変化したもの。
(参考:季節の花300Wikipedia/『原色薬草図鑑 I』p.54
--------------------

2014年8月4日月曜日

20140804:花のアト。


ハスの花は、朝に開いて、午後3時ごろまでには閉じてしまう。
花の開閉は3回繰り返し、4日目に花びらが散るんだそうです。
おとつい「咲いた!」と思った花が、今日はもう散ってしまっていました。
私が蕾だと思っていたのはきっと、眠りに入った花びらで、
こないだ見たものはもう、4日目の花だったのかもしれません。
花火師たちは冬の間、夏のために花火を作り続ける。
大きな玉になると、製作に1年を要する。
その玉が空を彩るのはほんの一瞬。
一瞬だからこそ、人々は感動する。
一瞬のきらめき、そこに凝縮されたものを、
なんとかフィルムに写し出そうと、日々、格闘するわたし。
花火師の情熱も、観客の歓声も、花火の艶やかさも、儚さも、
そして花火が消えたあとのもの哀しさも、
夏の夜の思い出とともに1枚の写真に写し込めたい。
——『わたしは花火』(『翼の王国』1998年8月号/
文+写真:冴木一馬)
花が散った後には、蜂の巣みたいにたくさん穴が空いた花托。
あんなにもすばらしい佇まいだったのが、
なんてユニークなお姿に変身したことでしょう。


雨の間、一斉に、うれしそうに咲いていたアサガオのようなものは、
すっかりしぼんでしまっていました。
「うれしそうやな」とか「今日は機嫌悪いんかな」とか、
一度でもそういうふうに人格を持たせて見ると、愛着が沸いてしまう。
「よく見たら、お猪口みたい、ちゃうん!」なーんて思ったりして。
なんとかして、このしぼんだ姿に何か意味を見出そうと
必死になっているのがバレバレですね。
最初に私が買ったのは、紅志野の香炉であった。
鮮やかな茜色の素地に、表には薄、裏には水草が白く浮き出ていた。
忘れもしない六万円で、私は月賦で支払ったが、
現在は少なくとも千倍にはなっているはずである。
例によってそれも売ってしまったが、
もし私にお金があったとしても二度と買う気にはなれないであろう。
それはたしかにふたつとない名品だが、
だれが見てもひと目で名品とわかるところが気に入らない。
一点非の打ち所のない美人みたいなもので、
そういうものには陰翳がなく、秘密もない。
——『視覚より触感を』(『彩』資生堂1986年/文:白洲正子)
実は、何度かこの花びらがしぼんでいる姿を拝んだことがあって、
このアサガオたちも、何度か開いたり閉じたりしているのかな、と感じるのです。
花を咲かすのにもけっこうなエネルギーを使っているだろうことを想像すると、
やっぱり健気やなぁ、なんて、また、キュンとしたりして。
ま、でも、それが本当だとすると、このアサガオは、
私の知っているアサガオではないのですね。

何かニュースはないもんかと
ファインダーをのぞき、シャッターを切り、
ぐるり、薬草園を一巡してハスに近づくと、
足元に花びらがいっぱい落ちていることに気付きました。
生きるためにはもう用のなくなった花。
それでも、水彩画のような花びらの濃淡が美しくて。

さて、明日は何を見ようかな。

--------------------
ハス(学名:Nelumbo nucifera)
ハス科ハス属
アジアの多くの国の国花となっている。
仏教では、西方浄土の極楽は神聖な蓮の池と信じられているため、
寺の境内いハス池をつくって植えるようになった。
多くの仏典に「蓮華」の名で登場し、仏像の台座にもこの形がよく使われる。
原産地はインド亜大陸とその周辺。地中の地下茎から茎を伸ばし水面に葉を出す。
茎には通気のための穴が通っている。葉は円形で葉柄が中央につき、撥水性があって水玉ができる。
薬用部分は葉、雄しべ、果実、種子。
生薬名はそれぞれ、「荷葉(かよう/葉)」「蓮鬚(れんしゅ/雄しべ)」
「蓮実(れんじつ/果実)」「蓮肉(れんにく/種子)」。種子は多量のでんぷんを含む。
関節痛によいほか、下痢止めや強壮薬にもなる。
(参考:季節の花300Wikipedia/『原色薬草図鑑 I』p.54
--------------------
アサガオ(学名:Ipomoea nil)
ヒルガオ科サツマイモ属
日本への到来は、奈良時代末期に遣唐使が種子を薬として持ち帰ったことからとされる。
アサガオの種の芽になる部分には下剤の作用がある成分がたくさん含まれており、
生薬名は「牽牛子(けんごし)」と呼ばれる。
中国の古医書『名医別録』では、牛を牽いて行き交換の謝礼としたことがこの名前の由来。
粉末にして下剤や利尿剤として薬用にする。
ただし、ファルビチンやコンボルブリンも含み、
嘔吐や下痢、腹痛、血圧低下を引き起こすなど毒性も強く、素人判断によらないほうがいい。
江戸時代には2度、アサガオブームがあった。
そのときに、形態が多種多様に変化したもの。
(参考:季節の花300Wikipedia/『原色薬草図鑑 I』p.54
--------------------


ひとりでそうかとうなずくんだ
——Fishmans "Magic Love"

2014年8月2日土曜日

20140802:咲いた。


本当は、もっとちゃんと開いたのもあったけど、こっちのほうがキレイなので。
雨は、私の足を、腕を、肩を、ズブズブに濡らしてしまいます。
台風だから、傘なんて本当に意味がなくて、
全方向から私に向かって雨が降ってきます。
私にとってはイヤな雨。
でも、薬草園で、この数日の暑さを耐え忍んだ者には、
間違いなく恵みの雨だったのでした。

蓮の葉の上で水滴が踊り、真ん中に集まってきます。
蓮は、茎が空洞なので、葉枝の部分に穴を開けると、
茎から水滴を吸うようにして遊べます。

いつもションボリとうつむいていたアサガオも、
今日はうれしそうに咲き乱れていました。
それにしても、このアサガオはフツウのアサガオなのでしょうか。
先生に聞いても、「あれな、植えた覚えはない」と。
でも、健気で柄もシャープで、こんなにも正直。
「けっこうあれが、水が足りてるか、の目安になる」そうで。
アサガオは、生物でも遺伝のところで登場しますが、
江戸時代ごろから変異系統が続々と作られてきました。
今も、おもしろいアサガオがどんどんできているようです。
--------------------
ハス(学名:Nelumbo nucifera)
ハス科ハス属
アジアの多くの国の国花となっている。
仏教では、西方浄土の極楽は神聖な蓮の池と信じられているため、
寺の境内いハス池をつくって植えるようになった。
多くの仏典に「蓮華」の名で登場し、仏像の台座にもこの形がよく使われる。
原産地はインド亜大陸とその周辺。地中の地下茎から茎を伸ばし水面に葉を出す。
茎には通気のための穴が通っている。葉は円形で葉柄が中央につき、撥水性があって水玉ができる。
薬用部分は葉、雄しべ、果実、種子。
生薬名はそれぞれ、「荷葉(かよう/葉)」「蓮鬚(れんしゅ/雄しべ)」
「蓮実(れんじつ/果実)」「蓮肉(れんにく/種子)」。種子は多量のでんぷんを含む。
関節痛によいほか、下痢止めや強壮薬にもなる。
(参考:季節の花300Wikipedia/『原色薬草図鑑 I』p.54
--------------------
アサガオ(学名:Ipomoea nil)
ヒルガオ科サツマイモ属
日本への到来は、奈良時代末期に遣唐使が種子を薬として持ち帰ったことからとされる。
アサガオの種の芽になる部分には下剤の作用がある成分がたくさん含まれており、
生薬名は「牽牛子(けんごし)」と呼ばれる。
中国の古医書『名医別録』では、牛を牽いて行き交換の謝礼としたことがこの名前の由来。
粉末にして下剤や利尿剤として薬用にする。
ただし、ファルビチンやコンボルブリンも含み、
嘔吐や下痢、腹痛、血圧低下を引き起こすなど毒性も強く、素人判断によらないほうがいい。
江戸時代には2度、アサガオブームがあった。
そのときに、形態が多種多様に変化したもの。
(参考:季節の花300Wikipedia/『原色薬草図鑑 I』p.54
--------------------

2014年7月31日木曜日

20140730:緩んだ口元。


またもハスの登場です。
前回ハスを撮ったときに、先生から、
「あと2〜3日で咲くだろう」と言われて、
ずっと楽しみに待っているのです。
今日、少し唇が緩んだような顔をしていて、
その色っぽさについ、カメラを向けずにいられませんでした。

おとついのソウメンカボチャに、甥はほとんど食い付きませんでした。
今日はまた先生から、「じゃ、リベンジ」と言ってもらってきました。
今回はあんまりゆがかないようにしようと思います。

明日でテストが終わるぞー!

--------------------
ハス(学名:Nelumbo nucifera)
ハス科ハス属
アジアの多くの国の国花となっている。
仏教では、西方浄土の極楽は神聖な蓮の池と信じられているため、
寺の境内いハス池をつくって植えるようになった。
多くの仏典に「蓮華」の名で登場し、仏像の台座にもこの形がよく使われる。
原産地はインド亜大陸とその周辺。地中の地下茎から茎を伸ばし水面に葉を出す。
茎には通気のための穴が通っている。葉は円形で葉柄が中央につき、撥水性があって水玉ができる。
薬用部分は葉、雄しべ、果実、種子。
生薬名はそれぞれ、「荷葉(かよう/葉)」「蓮鬚(れんしゅ/雄しべ)」
「蓮実(れんじつ/果実)」「蓮肉(れんにく/種子)」。種子は多量のでんぷんを含む。
関節痛によいほか、下痢止めや強壮薬にもなる。
(参考:季節の花300Wikipedia/『原色薬草図鑑 I』p.54
--------------------


She says baby everything is alright, uptight, out of sight.
Babe, everything is aright, uptight, clean out of sight.
She says no one is better than I, I know I'm just an average guy,
No football hero or smooth Don Juan,
Got empty pockets, you see I'm a poorman's son.
She says give her the things that money can buy
But I'll never, never make my baby cry,
And it's all right, what I can't do,
Out of sight because my heart is true,
She says baby everything is alright, uptight, out of sight.
Babe, everything is aright, uptight, clean out of sight.
——Stevie Wonder "Up Tight"

2014年7月28日月曜日

20140728:ハス


薬草園のプレハブのすぐ近く、
ゴチャゴチャと道具やなんやらが置かれてある辺りを無視して、
見通してみると、すっと立つハスの蕾。
ハスの大きな緑の葉に囲まれて、
1本だけがハッとするような芸術的なピンクで、
思わずほぅっとため息がこぼれました。

テスト、テストの日々が始まりました。
席に座って始まりを待っていると、あちこちから話が聞こえます。
「あのテストは不公平だ。情報がなさすぎる」
「あれってさ、結局なんだったの」
一度目に大学生だったとき、私もほとんど授業に出ていませんでした。
今は当時を知る友人らに驚かれるくらいの皆勤賞。
全部出た、ということが誇らしくもあるけど、
私はあちこちからの話と真逆で、テストを受けることで、
先生が本当に伝えたかったことがわかっておもしろかった。
どんな話も、もしかしたらわかりにくくてつまらないこともあるけど、
それでも通底する流れがすっと立って、深くわかって、花が咲く。
そのことがやっとわかる年齢になって、
すぐにできてしまうことは、おもしろくなくなってしまいました。
でもやはりそれは、ちょっと孤高すぎるのでしょうか。

今はまだ、1年生の前期。
はー、私はいつまで続けられるのだろう。


これは、栄養学科の1年生が育てているスイカ。
やっと実がなったと思ったら、直径がほんの4cmほどの。
小さくてかわいい。
でもまだまだ。
もうひとつ、ちゃんとなるかな。

--------------------
ハス(学名:Nelumbo nucifera)
ハス科ハス属
アジアの多くの国の国花となっている。
仏教では、西方浄土の極楽は神聖な蓮の池と信じられているため、
寺の境内いハス池をつくって植えるようになった。
多くの仏典に「蓮華」の名で登場し、仏像の台座にもこの形がよく使われる。
原産地はインド亜大陸とその周辺。地中の地下茎から茎を伸ばし水面に葉を出す。
茎には通気のための穴が通っている。葉は円形で葉柄が中央につき、撥水性があって水玉ができる。
薬用部分は葉、雄しべ、果実、種子。
生薬名はそれぞれ、「荷葉(かよう/葉)」「蓮鬚(れんしゅ/雄しべ)」
「蓮実(れんじつ/果実)」「蓮肉(れんにく/種子)」。種子は多量のでんぷんを含む。
関節痛によいほか、下痢止めや強壮薬にもなる。
(参考:季節の花300Wikipedia/『原色薬草図鑑 I』p.54
--------------------
スイカ(学名:Citrullus lanatus)
ウリ科スイカ属
果実は園芸分野では果菜(野菜)とされるが、
青果市場での取り扱いや栄養学上の分類では果物と分類されている。
薬用部分は果実、果皮、種子。
生薬名はそれぞれ「西瓜(せいか/果実」「西瓜皮(果皮)」「西瓜仁(種子)」。
果実に果糖、ブドウ糖、種子にククルビトールなどを含む。
西瓜は急・慢性腎炎、小便不利、水腫などに役立ち、
果実をとろ火で煮詰めた西瓜糖を服用する。
(参考:Wikipedia/原色薬草図鑑 II』p.110
--------------------

Say my name
Sun shines
through the rain
A whole life so lonely
And then come and
ease the pain
I don’t want to
lose this feeling
——Bangles "Eternal Flame"

2014年7月25日金曜日

20140725:好敵手、現る。


ナツメとは、「夏芽」なんだそうです。
葉っぱの形状はどちらもほとんど同じ感じ。
光沢のある緑の濃い葉は、あんまり好みではないのですが、
ナツメとサネブトナツメは、薄くて柔らかくて、色もちょっと淡め。
どことなく素朴だけど、むしろそれが洗練されてみえる感じ。

この隣の隣の段にあるのがサネブトナツメ。
ナツメのほうがいいなと思うのは、実が大きいからピントが合わせやすいから。
つまり、見るポイントも、楽しむポイントもわかりやすい気がするのです。

これがサネブトナツメ。
果肉が薄くて酸味もあるそう。
それに、こっちのほうがトゲが多い。
そういう、ちょうっとスネた感じもいいです。

さて今日は、先生が出張だったので水まきを代わりにやりました。
昨日の夕方に、水まきするエリアと水まきの注意点を教えてもらって、
今日やるときには、いつもの先生のフォームを思い浮かべながら
できるだけ忠実にやりました。
気分としては、レストランのアルバイトで
キャッシャーの仕事を教えてもらった気分。
私はいつもこういう「仕事のレベル」を
ドラクエやらファイナルファンタジーでのレベルアップに例えるのですが、
同じく例えてみるなら、レベル3で、ホイミかケアルでも覚えた感じです。
とにかく、丁寧に水をやってみると、
たいへんだけど、たくさんの新しいものが見えてきます。

水まきが終わってからもふらふらしていたら、
自動撒水器が回り始めてずぶぬれになってしまいました。
あ〜れ〜。

役に立つ、という点で好敵手です。

--------------------
ナツメ(学名:Ziziphus jujuba var. inermis)
クロウメモドキ科ナツメ属
薬用には種子を使う。種子を日干しにしたものは生薬名を大棗(タイソウ)といい、
または、暗褐色なので黒棗(コクソウ)ともいう。
夜露に当てて翌日日干しにしたものは、赤いので紅棗(コウソウ)。
緩和、強壮、利尿、鎮痙、鎮静などに応用される。
とくに、緊張による痛みや急迫症状、知覚過敏などの症状を緩和して、
他の薬物の作用を穏やかにするため、他の生薬と配合した漢方薬が多い。
(参考:イー薬草ドットコム
--------------------
サネブトナツメ(学名:Ziziphus vulgaris Mill. var. spinosus Hu)
クロウメモドキ科ナツメ属
薬用で使うのは種子。生薬名は酸棗仁(サンソウニン)
虚弱体質の改善を目的とした酸棗仁湯や温胆湯などの漢方処方に配剤される。
酸棗仁(サンソウニン)とは、果実は酸味があることから「酸味のある棗(ナツメ)」という
意味でつけられているが、薬用に用いる種子には酸味はない。
(参考:公益社団法人日本薬学会
--------------------

Everyone I see just wants to walk with gritted teeth
But I just stand by and I wait my time
They say you gotta tow the line, they want the water not the wine
But when I see the signs I jump on that lightning bolt

Chances, people tell you not to take chances
When they tell you that there aren't any answers
And I was starting to agree
But I awoke suddenly in the path of a lightning bolt
——Jake Bugg "Lightning Bolt"