2014年10月14日火曜日

20141014:オトコエシ


キイロの花をつけるのが「女郎花」と書いて、オミナエシ。
これに対し、シロい花は「男郎花」と書くオトコエシ。
由来は諸説あるようですが、先生が薬草マイスター講座で紹介していたのは
  男の食べる白い飯→「男飯」
  女の食べる黄色い粟飯→「女飯」
というもの。
それを聞いていた受講生の9割は女性。
そのほとんどが、なんだか旦那さんより強そうです。
名づけたのが今だったら、皮肉も込めて逆の名になるのでしょうか。

生薬名は「敗醬(ハイショウ)」。
これは、しょう油が腐ったような匂いがしてくることからだそう。
むむむ。


植えていた種が、こんなに芽吹きました。
中に、キクナの種を蒔いた上に、
間違えてホウレンソウの種をまいてしまったものがありまして、
どうなるんだろうと心配していたのですが、
いずれも元気よく、重たい布団をどけて芽吹いていました。
葉っぱが違うのが近接して出てきているので
見た目にけっこう愉快です。

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オトコエシ(学名:Patrinia villosa)
オミナエシ科オミナエシ属
全草に毛があり、オミナエシに比べて茎も太く壮大。
枝分かれした茎の先端に、白い粟粒状の小花を散房状に多数つける。
薬用部位は根茎で生薬名は「敗醬(ハイショウ)」。
苦味質ピロシッド、オレアノール酸などが有効成分として含まれ、
漢方でも解毒、消炎、解熱に使われる。
食用としても、若芽や若葉、冬越しの葉を摘み取り山菜に。
(参考:イー薬草ドットコム

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