2014年10月22日水曜日

20141022:スダチとカボス。



カボスとスダチ。それにユズ。
実を見ただけで判別できる人はどのくらいいるのでしょう。
残念ながら、私は、木に成っているのを見ても、
札がかかってなければわかりません。
どうにかしてわかりたいので、葉っぱを比べてみました。
ちなみに、上の写真がカボスで下の写真がスダチ。
一般的には、カボスがテニスボールに、
スダチがゴルフボールに大きさをなぞらえられます。
香りや味にも微妙な違いが。


葉の写真。上がカボスで下がスダチです。
写真には写っていませんが、カボスの枝には鋭い刺もあり、
葉は大きく、厚みがあってしっかりしています。
スダチの葉は小さく、柔らかい。
ちなみに、カボスの産地は大分。スダチの産地は徳島ですね。
薬草園にはもうひとつ、ユズがあります。
これもまた、葉が全然違う。
実の見た目よりも、葉のほうがおもしろいこともあります。

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カボス(学名:Citrus sphaerocarpa)
ミカン科ミカン属
ユズの近縁種で枝には鋭い刺がある。
江戸時代に宗源という医者が京都から大分に苗木を持ち帰ったのが栽培の始まりと伝えられている。
一方、大分には、かつて樹齢300年と言われた古木があり、
現在も樹齢200年前後の古木が残っているため、大分県が原産だとする説も。
クエン酸などの酸を含み、疲労回復効果がある。
また、カボスの皮にはスダチチンというポリフェノールの一種が含まれ、
脂質の代謝を改善し、体重増加を抑制する効果があることも確認されている。
(参考:Wikipedia旬の食材百科
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スダチ(学名:Citrus sudachi)
ミカン科ミカン属
名称の由来は、食酢として使っていたことにちなんで「酢の橘」から「酢橘(スタチバナ)」、
「酢橘」から「スダチ」へと転じた。
カボスとの違いでは、果汁にフラボノイド系としてエリオシトリンが含まれており、
脂質過酸化に対する抗酸化作用が発表されている。
また、果皮や果汁にネオエリオシトリンも検出され、
アレルギーや動脈硬化に関与するリポキシゲナーゼの形成を阻害するとされている。
その他、2006年、徳島大学の研究チームが
スダチの搾りかすに血糖値上昇を抑える効果があると発表した。
(参考:Wikipedia

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