本当は、もっとちゃんと開いたのもあったけど、こっちのほうがキレイなので。
雨は、私の足を、腕を、肩を、ズブズブに濡らしてしまいます。
台風だから、傘なんて本当に意味がなくて、
全方向から私に向かって雨が降ってきます。
私にとってはイヤな雨。
でも、薬草園で、この数日の暑さを耐え忍んだ者には、
間違いなく恵みの雨だったのでした。
蓮の葉の上で水滴が踊り、真ん中に集まってきます。
蓮は、茎が空洞なので、葉枝の部分に穴を開けると、
茎から水滴を吸うようにして遊べます。
いつもションボリとうつむいていたアサガオも、
今日はうれしそうに咲き乱れていました。
それにしても、このアサガオはフツウのアサガオなのでしょうか。
先生に聞いても、「あれな、植えた覚えはない」と。
でも、健気で柄もシャープで、こんなにも正直。
「けっこうあれが、水が足りてるか、の目安になる」そうで。
アサガオは、生物でも遺伝のところで登場しますが、
江戸時代ごろから変異系統が続々と作られてきました。
今も、おもしろいアサガオがどんどんできているようです。
--------------------ハス(学名:Nelumbo nucifera)
ハス科ハス属
アジアの多くの国の国花となっている。
仏教では、西方浄土の極楽は神聖な蓮の池と信じられているため、
寺の境内いハス池をつくって植えるようになった。
多くの仏典に「蓮華」の名で登場し、仏像の台座にもこの形がよく使われる。
原産地はインド亜大陸とその周辺。地中の地下茎から茎を伸ばし水面に葉を出す。
茎には通気のための穴が通っている。葉は円形で葉柄が中央につき、撥水性があって水玉ができる。
薬用部分は葉、雄しべ、果実、種子。
生薬名はそれぞれ、「荷葉(かよう/葉)」「蓮鬚(れんしゅ/雄しべ)」
「蓮実(れんじつ/果実)」「蓮肉(れんにく/種子)」。種子は多量のでんぷんを含む。
関節痛によいほか、下痢止めや強壮薬にもなる。
(参考:季節の花300/Wikipedia/『原色薬草図鑑 I』p.54)
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アサガオ(学名:Ipomoea nil)
ヒルガオ科サツマイモ属
日本への到来は、奈良時代末期に遣唐使が種子を薬として持ち帰ったことからとされる。
アサガオの種の芽になる部分には下剤の作用がある成分がたくさん含まれており、
生薬名は「牽牛子(けんごし)」と呼ばれる。
中国の古医書『名医別録』では、牛を牽いて行き交換の謝礼としたことがこの名前の由来。
粉末にして下剤や利尿剤として薬用にする。
ただし、ファルビチンやコンボルブリンも含み、
嘔吐や下痢、腹痛、血圧低下を引き起こすなど毒性も強く、素人判断によらないほうがいい。
江戸時代には2度、アサガオブームがあった。
そのときに、形態が多種多様に変化したもの。
(参考:季節の花300/Wikipedia/『原色薬草図鑑 I』p.54)
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